ミステリ関連記事
先日は作品と言うのもおこがましいレベルの作品に目を通していただきありがとうございます。 閉所愛好家の謎【問題編】 閉所愛好家の謎【解決編】 【解決編】はなんと約50名もの方に読んでいただいたようで、本当にうれしいです。 今は、はじめて最初からオ…
ついに今日で平成も最後。平成の元年に生を受けたというだけで、特別な思い入れはそこまでないのですが、海外ミステリにハマってこの方4,5年で出会った海外ミステリのランキングだけはチマチマと作成しているので、平成の最後に、記録もかねて記事にして…
もうこの企画の要旨も前提もすでに崩壊してしまっているんですが、とりあえず1年間はくじけずやっていこうと思います。 初めて当記事をご覧になる方のためにこの企画の目的を簡単に説明しますと、 2017年を四半期ごとに区切り、該当期間内によく読まれたミス…
先日定期購読している『推理小説読んでみる?』で、エラリー・クイーンの悲劇四部作をオススメする記事を読みました。 kirakunimystery.hatenadiary.jp タイトルで誤解を招いてはいけないので、補足しておきますが、今日の記事は、 「どこが本当に名作なんだ…
2017年上半期は、去年以上に新しい推理小説作家に多く出会った半年でした。
相も変わらず、アガサ・クリスティ原作『ABC殺人事件』と『ひらいたトランプ』の感想記事が良く読まれています。これら以外の2017年第二四半期によく読まれている記事をまとめてみようと思います。ついでに昨年以前に書かれた記事は様式が今のものと全然…
前にも言ったかもしれませんが、私はミステリをほぼ発表年順に読んでいます。さらによっぽど入手不可の作品じゃない限りシリーズ順にです。なんだ、そんなのあたりまえだろ、という方もいらっしゃるかもしれませんが、単純に「そうしたい」からという拘りだ…
法と言ってもヴァン・ダインの二十則やノックスの十戒みたいなミステリを構成する法(Law)ではなく、ミステリを評価するうえで指針となる評価方法(Method)という意味での法である。
5月も残すところあと三日。やっとゴールが見えてきたが今がかなり辛い期間。実はもうお分かりかもしれないが、今月は毎日記事を投稿してみようと思っている。しかも全てミステリに関連した記事で、だ。見返してみるとかなりギリギリな記事も多かったように…
せっかく映画も推理小説も好きなんだから、ミステリ要素の強い、どんでん返しがオススメな映画を紹介してみよう。ただ色んなサイトで紹介されすぎて擦りまくっている作品だが…
宗教なんていうセンシティブな話題に触れるのはちょっと気が引ける部分もあるのだが、ミステリについて思いを巡らしてゆくと、どこかに宗教の影がちらほら見える時がある。
ミステリファンならずとも、誰しもが安く手軽に本を手に入れたいと願っていると思う。そんな全ての読書家にとってかかせない通販サイトといえば「BOOKOFFオンライン」だろう。かくいう私もかなりお世話になっている通販サイトである。その閲覧回数といったら…
先日人生で初めて、創作の物語しかも短編ミステリっぽいものを書いてみた。自分で書いてみて初めて、物書きの方々の凄さを理解できた部分もあり、感想記事以外のものを書く楽しさを感じることができたので、忘れないうちに記録を残したいと思う。
日曜の朝早く、ミス・テリー嬢が屋敷内の自室で死んでいるのが発見された。口許には嘔吐の跡が見られ、横たえた躰から伸びる華奢な右手には、齧りかけのリンゴが握られていた。容疑者は、ミス・テリーの死亡時間帯に屋敷にいたとされる4人の人物。
毎回読んだ海外ミステリには得点をつけて、順位を出している。誰かにおススメの作品を紹介する時(滅多にないが)の指標にもなるし、自分の記憶も強固にできる。さらに順位をつける作業自体が楽しい。マイ・ベストテンみたいな記事を書く際の参考にもなる。
今回はミステリに登場する犯人の持つ要素をデータ化し、観察してみたいと思う。犯人の傾向についての情報を記載するため、今後海外ミステリを読むうえで誤った先入観を持ちたくない方は、読まないことをオススメする。
ただ漠然と海外ミステリを読むのではなく、自分なりに、読んだ情報をデータ化して見返す、という作業をずっと続けている。
よく 「趣味は人間観察です」とか 「休日はカフェに行って人間観察してますね~」 などと言う人間と会う。
※不正確かつ大変失礼な記述があり6/14訂正しました。 当ブログでは海外ミステリを中心に備忘録代わりに感想を書いている。ただ最初は覚書代わりに書いていたはずなのに、いつのまにか、読んだ本を是非多くの人にも読んでほしい!という欲が強くなってきて、…
ミスリルという言葉が好きだ。
先日の記事でも書いたとおり、私の母親は離婚後たった一人で私を育ててくれた。
私には父親がいる。当たり前である。もちろん単為生殖で生まれてきた人間などこの世にいるはずがない。
何でもミステリと繋げりゃいいってもんじゃない。そんな声がどこからか聞こえてくる。
ミステリとテレビゲーム。この二つの相性の良さは折り紙つきで、『かまいたちの夜』のようなゲームブックタイプのものから、『レイトン教授』のような脳トレタイプまで、謎を解かせるゲームは大衆に受け入れられてきた。
ミステリに登場する代表的な洋服といえば、夜会服だろう。
もし画面の前のあなたが、定期的に≪僕の猫舎≫を訪れてくださっている読者であれば、ここ数日、私がミステリというジャンルやワードそのものと何故か必死で向き合おうとしていることを感じ取っていただけるだろう。
はたして、この世にミステリではない作品はあるのか。
かぶれる(気触れる) 1漆や薬品などの刺激で皮膚が炎症を起こし、赤くかゆくなる。まける。2 あるものの影響を強く受けて、その風 (ふう) に染まる。
生きているとそれだけでミステリに遭遇すると感じたことはないか。わたしは去年の夏、『増えたコーヒー』とも呼ぶべきミステリに遭遇した。拙い文章だが読んでいただければ幸いである。
先日の記事で、究極のミステリの指標を示したが、それ以外のミステリはつまらない作品なのか、と聞かれれば全くそうではない。むしろ、多少アンフェアだったり齟齬があったりする作品ほど、感想を書いているとツッコミたくなったり、欠点の影に隠れた美点に…