2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2018年読了海外ミステリベストテン

早いもので2018年ももう終わり。今年は昇格試験の年ということもあって、10月以降ガックリ読書数を落としてしまい最終結果は49冊(うち海外ミステリは45冊)でした。週一ペースを維持できず残念な気持ちもありますが、生涯ベストに肉薄する傑作と国内…

新訳化切望【感想】M.D.ポースト『アブナー伯父の事件簿』

発表年:1918年 作者:M.D.ポースト シリーズ:アブナー伯父 訳者:菊池光 M.D.ポーストという男 探偵役アブナー伯父について 各話感想 『天の使い』(1911) 『悪魔の道具』(1917) 『私刑(リンチ)』(1914) 『地の掟』(1914) 『不可抗力』(1913) …

丁寧な仕事してます【感想】F.W.クロフツ『サウサンプトンの殺人』

発表年:1934年 作者:F.W.クロフツ シリーズ:フレンチ警部12 訳者:大庭忠男 染みわたるわあ~、砂漠で飲むお水くらい染みわたる。アクの強いカー作品を読んだ後ということもあって、真っ直ぐな作品に出会うとすいすい読めてしまいます。 今日紹介するのは…

インパクト良し読後感悪し【感想】ジョン・ディクスン・カー『死者はよみがえる』

発表年:1937年 作者:J.D.カー シリーズ:ギデオン・フェル博士8 訳者:橋本福夫 粗あらすじ 雪片ちらつく冬のロンドンに青年が一人佇んでいる。冒険旅行の終着点であるホテルの前で彼の前に舞い落ちたのは、雪片と見紛う一ひらの紙片。純白の招待状にいざ…

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』【映画ネタバレなし感想】ファンタビならぬファンサビ

引用:©️2018 WBEI 本記事の前に、まずは前作のレビューのリンクをちょちょっと貼って…と思ったら、まさかの書いてない!?鑑賞から2週間は経ってしまったんですが、前作のおさらいもかねて感想を書くつもりです。 本作の感想を一言で言うなら、観客のターゲ…

M-1グランプリ2018総評

www.bokuneko.com さてさて、去年に引き続きM-1の総評でもしておきますか。 なんか終わってからの方が燃えている感がなきにしもあらずですが、とにもかくにもめちゃくちゃ面白かったです。 出場された全漫才師の方々、お疲れさまでした。 今年の決勝は、なん…