僕の猫舎

主に海外ミステリの感想を綴るブログです

レックス・スタウト

『料理長が多すぎる』レックス・スタウト【感想】本当に料理長が多すぎる

1938年発表 ネロ・ウルフ5 平井イサク訳 ハヤカワ文庫発行 前作『赤い箱』 極度の外出嫌いの安楽椅子探偵ネロ・ウルフシリーズ第5作。冒頭から、ウルフとアーチーが列車に乗ってカノーワ・スパーなるリゾート地を目指していることがわかります。この列車内…

全章フルスロットル【感想】レックス・スタウト『赤い箱』

発表年:1937年 作者:レックス・スタウト シリーズ:ネロ・ウルフ4 訳者:佐倉潤吾 レックス・スタウト、毎回毎回超えてきますねえ。どんどん面白さが跳ね上がってます。 この記事を『毒蛇』の感想を書いた当時の自分に見せてやりたい。 間違いない、そのま…

前言撤回します。【感想】レックス・スタウト『ラバー・バンド』

発表年:1936年 作者:レックス・スタウト シリーズ:ネロ・ウルフ3 訳者:斉藤数衛 多くの批評家がネロ・ウルフもののベストと推す『毒蛇』や『腰ぬけ連盟』に、あまりしっくりこなかったこともあって、期待値はかなり低めだったのですが、今までの3作の中…

物語は腰砕け?【感想】レックス・スタウト『腰ぬけ連盟』

発表年:1935年 作者:レックス・スタウト シリーズ:ネロ・ウルフ2 まずは粗あらすじ かつて一人の少年を破滅させた学生一同は、贖罪連盟なる団体を結成し、その少年を援助してきた。少年は大人になり、かつての地位も名誉も回復したかに思えたが、突然連盟…

クセ?アク?なぜこんなに好きになれないのか【感想】レックス・スタウト『毒蛇』

発表年:1934年 作者:レックス・スタウト シリーズ:ネロ・ウルフ1 本作は超人的な安楽椅子探偵として名高い私立探偵ネロ・ウルフのデビュー作です。ホームズやポワロといった名探偵たちに比べ、日本での知名度はそんなに高くないものの、熱狂的なファンも…