2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧
2009年発表 田口俊樹訳 文春文庫発行 必殺仕事犬ギヴに睨まれたら最後、涙腺をしっかり締めるのをあきらめなければなりません。涙腺崩壊、感涙必至のヒューマン(ドッグ)ストーリーです。 アメリカの全国民に深い悲しみと癒えぬ心の傷を刻み込んだ9.11とい…
1941年発表 精神科医ベイジル・ウィリング博士3 駒月雅子訳 創元推理文庫発行 典型的な悪女と彼女のドス黒い計画、そしてそれに触発され起こる怪事件。ミステリのテンプレとも言える導入部ですが、ここに浅見光彦系主人公(警察がその正体を知らない名探偵)…
1940年発表 精神科医ベイジル・ウィリング博士2 駒月雅子訳 創元推理文庫発行 粗あらすじ ヨークヴィル大学を訪れたフォイル次長警視正は、詳細な殺人計画が書かれたメモを拾う。警察官の勘か、妙な胸騒ぎを覚えたフォイルだったが、意を決する前に一発の銃…
もうすぐ4歳になる息子が熱性けいれんをおこして入院した。もしかしたら今後も同じような経験をするかもしれないので、忘れないためにも詳細を記録しておこうと思う。 10日(木) 入浴時に腹部と背部に広範囲の湿疹を確認。 11日(金) 皮膚科を受診するが…
発表年:1938年 作者:ヘレン・マクロイ シリーズ:ベイジル・ウィリング博士1 訳者:板垣節子 ヘレン・マクロイにチャレンジするのはこれで二度目。初挑戦は、なんの気紛れかベイジル・ウィリング博士シリーズ第5作『家蝿とカナリア』からでした。該当記事…
発表年:1925年 作者:G.D.H.&M.コール(夫妻) シリーズ:ヘンリー・ウィルスン警視2 訳者:石一郎 遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。本年も僕の猫舎をどうぞよろしくお願い致します。まだまだ昨年の読書感想が残っているので、まずはそ…