2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧
2017年上半期は、去年以上に新しい推理小説作家に多く出会った半年でした。
相も変わらず、アガサ・クリスティ原作『ABC殺人事件』と『ひらいたトランプ』の感想記事が良く読まれています。これら以外の2017年第二四半期によく読まれている記事をまとめてみようと思います。ついでに昨年以前に書かれた記事は様式が今のものと全然…
まずは粗あらすじ 《謎探偵の推理過程》 発表年:1939年 作者:アガサ・クリスティ シリーズ:ノンシリーズ(バトル警視登場) まずは粗あらすじ イギリスの植民地マヤン海峡に駐在していた元警官ルークは、偶然乗り合わせた列車で親切そうな老婦人と出会う…
前にも言ったかもしれませんが、私はミステリをほぼ発表年順に読んでいます。さらによっぽど入手不可の作品じゃない限りシリーズ順にです。なんだ、そんなのあたりまえだろ、という方もいらっしゃるかもしれませんが、単純に「そうしたい」からという拘りだ…
粗あらすじ 《謎探偵の推理過程》 余談 発表年:1929年 作者:クリストファ・ブッシュ シリーズ:ルドウィック・トラヴァース2 最近では論創社の論創海外ミステリシリーズでお目にかかることも多いクリストファ・ブッシュという作家ですが、文庫派の私にとっ…
最近車の乗り換えを検討しておりまして、毎週のようにディーラーに通って車を見学しています。そこで自身の記憶の補完のためにも、また購入の際の検討資料にするためにも、まとめて記事にしてみようと思います。ついでに、同じようにSUV車の購入を検討してお…
発表年:1938年 作者:アガサ・クリスティ シリーズ:エルキュール・ポワロ17 「思いきり兇暴な殺人を」 というリクエストを受けて作られた本作は、その期待に応えるだけの力作にはなっています。多少ハリボテ感がしないでもないですが… まずは粗あらすじ ク…
引用:http://www.foxmovies-jp.com/logan-movie/sp/productionnotes.html X-MENファンなら必ず見ておきたいウルヴァリンが出演する最終作、ということでさっそく見てきた。
発表年:1938年 作者:パトリック・クェンティン シリーズ:ピーター・ダルース2 今年読んだミステリで群を抜いて面白かったです。前作『迷走パズル』で少し触れましたが、感想を書く前にもう一度パトリック・クェンティンという作家についておさらいしたい…