僕の猫舎

主に海外ミステリの感想を綴るブログです

『テニスコートの殺人』ジョン・ディクスン・カー【感想】終わり良ければ全て良し

1939年発表 ギデオン・フェル博士11 三角和代訳 創元推理文庫発行 “足跡のない殺人”を扱ったギデオン・フェル博士シリーズ第11作。怪奇や密室といったカーお得意の要素が無いので、もちろん名作になる。怪奇や密室満載の作品を貶しているのではなく、そうい…

『怪盗ニック全仕事1』エドワード・D・ホック【感想】初心者のためのミステリ

1966~72年発表 ニック・ヴェルヴェット1 木村二郎訳 創元推理文庫発行 エドワード・D・ホックという男 エドワード・D・ホック(Edward Dentinger Hoch)は1930年にニューヨークに生まれた。幼少期からエラリー・クイーンの作品に魅せられ、高校を卒業す…

息子が小学生になる不安だ

息子がもうすぐ小学生になる。不安だ。ちゃんと勉強についていけるのか。誰かを傷つけたり、逆に傷つけられたりしないか。先生とはうまくやっていけるか。大なり小なり絶対にトラブルはあるだろうし、壁にぶつかるのは間違いないだろうけど、その未来があと…

『人類狩り(ビーストチャイルド)』ディーン・R・クーンツ【感想】他のモダン・ホラーものに期待

1970年発表 榎林哲訳 創元SF文庫発行 ネタバレなし感想 ディーン・R・クーンツがモダン・ホラーの巨匠と聞いて、最近ホラー作品にも興味が出てきたことから手に取ってみた作品。優れたファンタジー・SF作品に贈られるヒューゴー賞の候補作にもなったというこ…

『四つの凶器』ジョン・ディクスン・カー【感想】どんな作り方でもカレーは美味しい

The Four False Weapons 1937年発表 アンリ・バンコラン5 和爾桃子訳 創元推理文庫発行 前作『蝋人形館の殺人』 パリ予審判事アンリ・バンコランシリーズ最終作がついに新訳で登場しました。1958年発表のポケミス版が全然手に入んないんですよねえ。この8…

『幸運の脚(幸運な足の娘)』E.S.ガードナー【感想】ミステリ史初の解決編?

1934年発表 ペリー・メイスン3 中田耕治訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリー発行 前作『すねた娘(怒りっぽい女)』 次作『吠える犬』 ネタバレなし感想 「“幸運の脚の女性”マージョリーというモデルが詐欺にひっかかった」彼女の未来の伴侶になる予定だった…

ブログをやっておいて良かったと思う理由2選

〜な理由◯選とかにしておけば絶対大丈夫と、Google先生は仰っていたのですが、選が少な過ぎる場合の書き方は教えてくれなかったので、このまま投下いたします。 早いものでブログを開設してから6年が経ちました。最初の投稿をしてから約1年はさぼっていた…