僕の猫舎

主に海外ミステリの感想を綴るブログです

『探偵術教えます』パーシヴァル・ワイルド【感想】万人にオススメできる自信作

1947年発表 通信教育探偵ピーター・モーラン 巴妙子訳 ちくま文庫発行 ニューヨーク生まれの奇才パーシヴァル・ワイルドが1947年に上梓した、抱腹絶倒の連作短編推理小説。作者の実体験?を元に生み出された素人迷探偵P(ピーター)・モーランが作中を所狭し…

『ワイルドスピード/スーパーコンボ』【映画ネタバレ感想】たしかにBGMはうるさい

引用:2019 UNIVERSAL STUDIOS 最っ高でした。物語の完成度/ツッコミどころ/粗の多さ/などを指摘できないことは無いんですが、それ以上にアクション映画としての完成度が高いうえに、抜け目なく、計算高い演出の数々に惚れ惚れとさせられます。 ワイルドス…

『ゼロ時間へ』アガサ・クリスティ【感想】クリスティ中期の集大成的大傑作

1944年発表 バトル警視シリーズ 三川基好訳 ハヤカワ文庫発行 クリスティの創造した名探偵たちの一人、バトル警視が探偵役を務める長編。彼は本作以前にも『チムニーズ館の秘密』『七つの時計』『ひらいたトランプ』『殺人は容易だ』で登場しているが、いず…

『カシノ殺人事件』S・S=ヴァン・ダイン【感想】化学と古典の融合

1934年発表 ファイロ・ヴァンス8 井上勇訳 創元推理文庫発行 ファイロ・ヴァンスも第8作目に突入。あらすじを紹介したいのは山々なのだが、どうも憚られる。というのも、創元推理文庫の裏表紙と中表紙のあらすじの中で既に盛大なネタバレがあるからだ。こ…

『すねた娘(怒りっぽい女)』E.S.ガードナー【感想】理想の探偵であり上司

1933年発表 弁護士ペリー・メイスン2 大岡昇平訳 創元推理文庫発行 E.Sガードナーと言えば、推理小説界屈指の多作な作家です。多い時で年5冊ものペースでぼこぼこと作品を生み出した彼の代表的な作品群【弁護士ペリー・メイスンシリーズ】は、ガードナー自…

進め!夢のマイホームへ!【基礎的な知識編】あとプランニング諸々

戸建てを購入する二つの方法 建売住宅 注文住宅 戸建てが建つ二つの工法 家を買おうと思ったときに事前に自分たちで考えておかなければならない点 予算 地域(エリア) 広さ リスクマネジメント マイホーム検討を始めて約2か月。なんと、良さ気な土地で図面…

『スパーダーマン/ファー・フロム・ホーム』【映画ネタバレ感想】MCUの出木杉英才くん

引用:2019 Sony Pictures Digital Productions ロマンス、アクション、シナリオ、コメディ、サプライズ、どこを切り取っても優等な出木杉的作品でしたね。 本作は新しいスパイダーマンシリーズの第2作目という側面もあり、前作『ホームカミング』との関連性…