2022サッカーワールドカップ・カタール【試合予想】グループF

上位と下位がはっきりとわかれているグループFですが、ダークホースの2国が大物食いを演出してくれるか楽しみなグループでもあります。

 

 

クロアチア(15位)

赤と白のチェックが印象的な炎の男たちが3大会連続でやってきました。クロアチア史上最高の選手であり国内初のバロンドール受賞者でもあるルカ・モドリッチを中心に、前回大会準優勝の悔しさを晴らすことができるのでしょうか。モドリッチは37歳でありながら未だに世界最高のチームであるマンチェスター・Uで活躍し、昨シーズンはキャリアハイの10アシストを記録するなど、怪物ぶりを見せつけています。代表でも不動の司令塔として、攻守の両面でチームを引っ張る本物のリーダーで、パス・ドリブル・キャプテンシー・戦術眼すべてにおいて、最高レベルの選手といえます。前回ワールドカップ以降モドリッチ頼みのチーム作りの弱さを露呈させましたが、チームの再建は着々と進んでいる模様。モドリッチの後継者の育成、守備の安定など、希望はあります。

 

クロアチア代表選手

モドリッチはもう絶対なので紹介しません。

MFルカ・スチッチ(20)

オーストリア生まれで現在もオーストリア国内リーグでプレーする新星です。モドリッチに憧れているという公言通り、柔らかい足元のタッチを活かし、フィールドのど真ん中からゲームの組み立てを行うのが彼の仕事です。185㎝という長身を生かして、3トップの真ん中を担うことも多く、ボールの供給からフィニッシュまですべてを高レベルで遂行する次世代スター候補。めちゃくちゃカッコいいんで人気も出るはず。

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DFヨシュコ・グバルディオル

ブンデスリーガのライプツィヒで不動のCBを務める20歳。元々CMF(攻撃型のMF)ということもあり、攻撃センスも持ち合わせています。屈強なフィジカルを活かした守備は圧巻で、クロアチアの守備は彼にかかっているといっても過言ではありません。心配は、直近のリーグ戦(11/10)で鼻骨骨折(と目の腫れ)の負傷があったこと。あと数日でベストコンディションに戻すことはできないでしょう。とにかく心配です。

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ベルギー(2位)

グループ2強の一角。FIFAランキング2位はとにかく威圧感十分です。とはいえ、ランキング通りの力が発揮できないのがここ数年のベルギー代表というチーム。ルカクアザールデ・ブライネという超強力攻撃陣をどれだけ活かせるかがチームの鍵。問題はスタミナ面やスピード面で心配が噂されるDF陣でしょうか。少数ですが選ばれた若手選手たちがどれだけ覚醒できるか、監督の手腕も問われるはずです。

ベルギー注目選手

DFアルトゥール・テアテ

チームの若返り、活性化の面でDF陣の柱になる若手選手です。CB・SBとしてのポテンシャルは十分備えているうえに、攻撃の起点になるだけのスピードを持っているので、チームの中では一気に前線(特にルカク)にボールを運びチャンスメイクできる貴重な人材です。代表チームではフェルトンゲンアルデルワイレルトなどベテラン勢にレギュラーを奪われていますが、スピードの面とロングフィードの精確さでは十分差別化ができています。

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モロッコ(22位)

国内チーム、ウィダード・カサブランカがアフリカチャンピオンズリーグを制したように、アフリカ屈指の強豪国がジャイアントキリングを成し遂げてくれるか注目しています。元日本代表監督ハリルホジッチが電撃解任されて3か月、新監督レグラギは新しい選手たちを招集し、チームを再建中です。かなり戦術を練ってサッカーをする印象で、フィジカルに頼り切ることなく、ショートパスや意表を突くプレーがヨーロッパ諸国に通用するか楽しみなチームでもあります。

モロッコ注目選手

ユセフ・エン=ネシリ

前回大会でも注目していた選手ですが、さらにビッグになってチームを引っ張っているのがうれしいです。所属チームではしっかりフィットしていない印象ですが、代表では不動のCFとして攻撃の起点となる選手からの的として役目を果たしています。ツィエクアミーヌ・アリといったテクニシャンが彼を活かしてくれるチームになっているので十分得点力は期待できます……と思っていたのですが、アミーヌ・アリが負傷でワールドカップ絶望的とのニュースが入ってきました。うーん、今大会はやっぱり準備期間が短いですね。大丈夫だろうか。

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ということで攻撃型のSBハキミにも注目です。右サイドを高速で抉って、左サイドから怒涛のごとくエリア内に押し寄せる受け手にどうラストパスを出すのか、ハキミの個人の力とスピードには要注目です。

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カナダ(43位)

北中米カリブ予選を難なく勝ち上がったダークホース。サッカー大国のイメージはありませんが、ワールドクラスの選手は多数所属していて、決して弱いチームではありません。というか、先日の対日本戦を見れば、評価はぐんと上がるでしょう、身長を活かしたポストプレーの精度の高さと多彩さ、世界レベルのストライカーたち、ラインごとに布陣するボールハンターたち、どこをとっても一級品です。3バックでできたスペースが見事に狩場になっていて、チームとしての練度の高さも目を見張るものがあります。

カナダ注目選手

ラリンデイビッドという強靭な2トップはどんなチームにも脅威です。この二人だけでペナルティエリア内をぐちゃぐちゃにしてしまうだけの破壊力があります。2トップにボールを集めるために、ラリアアデクグベら高速DFがサイドを切り裂きながら敵陣を駆け上がりますし、セットプレーになるとハッチンソンビトリアらベテランでフィジカルに恵まれた選手がいぶし銀の仕事をすることも多い、など見どころは多いです。

その中でもFWジョナサン・デイビッドは要注目。簡単にはボールを奪われないボディバランスと優れたスピードを持つ天性のストライカー。22歳という若さを感じさせない熟練の足元のテクニックも持ち合わせており、今大会で爆発する可能性を秘めた選手です。

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FWジョナサン・ホイレット

イングランドのレディングに所属する渋いベテラン選手にも注目したいと思います。ハッチンソンを含めて途中出場/交代が多い選手ではありますが、ホイレットは2015年に代表に招集されてから30以上もの得点とアシストを記録しており、代表にフィットしているのは間違いありません。日本戦で見せたCKの精度と修正能力の高さ、サイドを突破するスピードはイングランドの2部リーグに収まっているのはもったいない才能です。

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試合予想

1位 クロアチア 3勝

2位 カナダ 1勝1敗1分

3位 ベルギー 1勝2敗

4位 モロッコ 2敗1分

 

クロアチアが圧倒する予想です。ベルギーが勝ち上がるには格下相手に2勝する必要がありますが、どちらかは落とすのではないかと予想しました。モロッコもカナダもどちらもタレントの個人技を押し付けるというよりかは、チームとして策でハメる戦い方をしています。ベルギーの守備陣が崩壊するかもしれません。

では!