僕の猫舎

主に海外ミステリの感想を綴るブログです

新風吹く【感想】エラリー・クイーン『シャム双生児の謎』

発表年:1933年 作者:エラリー・クイーン シリーズ:エラリー・クイーン7 訳者:井上勇 前作『アメリカ銃の謎』が「水清ければ魚棲まず」状態で、どうも好きになれず… しばらく(次の新訳が出るまで)お休みしようかとおもったのですが、運よく?ポンポンと…

生産性のない感想ですがどうぞ【感想】『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』

引用:2018 Marvel たっくさん、ひーろーがでてきて つおいてきとたたかって おもしろかったです。 コレですね。 コレしかないし、コレ以上もない。 「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」本予告 見終わった今の率直な気持ちとしては、 最後まで見届け…

好き、がいっぱい詰まった短編集【感想】オースチン・フリーマン『ソーンダイク博士の事件簿Ⅱ』

発表年:1913~1927年 作者:オースチン・フリーマン シリーズ:ソーンダイク博士 訳者:大久保康雄 各話感想 『パーシヴァル・ブランドの替え玉』(1913)倒叙 犯罪者たちの中でも珍しい“常識家”タイプのパーシヴァル・ブランド氏による犯罪が第一部、その…

クロフツにしては珍しい人間ドラマ【感想】F.W.クロフツ『二つの密室』

発表年:1932年 作者:F.W.クロフツ シリーズ:フレンチ警部8 訳者:宇野利泰 本作は、父と母を若くして亡くした苦労人アンがフレイル荘に勤め事件に遭遇するまでのⅠ部、フレンチ警部が捜査を開始し、事件が新たな展開を見せるⅡ~Ⅳ部に分かれており、クロフ…

冒険小説にした方が良かったのでは【感想】S=A・ステーマン『六死人』

発表年:1931年 作者:S=A・ステーマン シリーズ:ヴェンス警部1 訳者:三輪秀彦 フランス冒険小説大賞受賞作、という触れ込みで、個人的にも読んでみたかった海外ミステリの一つでした。 「冒険小説」という名称ですが、実際には犯罪小説・サスペンス小説と…

クロフツお得意の戦術に嵌る【感想】F.W.クロフツ『英仏海峡の謎』

発表年:1931年 作者:F.W.クロフツ シリーズ:フレンチ警部7 訳者:井上勇 粗あらすじ 英仏海峡間に漂うヨットには不穏な血だまりが残っていた。ヨットはどこから来て、どこへ行こうとしていたのか。また、ヨットで何が起こったのか。フレンチ警部が捜査に…

マジジュマンジジャナイ【映画ネタバレ感想】『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』

この映画は、アップデートという言葉にいかに信用が無いかを証明している。 ここ数年、映画館で見る映画のチョイスにハズレが無く、どれもが「ああ見てよかった、早くブログに書きたい」と思わせる作品ばかりだったのだが、今回久々に頭を抱えたくなる映画を…