ミステリとテレビゲーム。この二つの相性の良さは折り紙つきで、『かまいたちの夜』のようなゲームブックタイプのものから、『レイトン教授』のような脳トレタイプまで、謎を解かせるゲームは大衆に受け入れられてきた。
ミステリに登場する代表的な洋服といえば、夜会服だろう。
もし画面の前のあなたが、定期的に≪僕の猫舎≫を訪れてくださっている読者であれば、ここ数日、私がミステリというジャンルやワードそのものと何故か必死で向き合おうとしていることを感じ取っていただけるだろう。
はたして、この世にミステリではない作品はあるのか。
かぶれる(気触れる) 1漆や薬品などの刺激で皮膚が炎症を起こし、赤くかゆくなる。まける。2 あるものの影響を強く受けて、その風 (ふう) に染まる。
発表年:1927年 作者:F.W.クロフツ シリーズ:フレンチ警部3 今まで『ポンスン事件』を除く、クロフツのノンシリーズもの3作と、フレンチ警部ものを2作順番に読んできました。 読む度にクロフツの新たな魅力と欠点に気付かされるのですが、本作ではクロフ…
生きているとそれだけでミステリに遭遇すると感じたことはないか。わたしは去年の夏、『増えたコーヒー』とも呼ぶべきミステリに遭遇した。拙い文章だが読んでいただければ幸いである。
先日の記事で、究極のミステリの指標を示したが、それ以外のミステリはつまらない作品なのか、と聞かれれば全くそうではない。むしろ、多少アンフェアだったり齟齬があったりする作品ほど、感想を書いているとツッコミたくなったり、欠点の影に隠れた美点に…
そもそもミステリとはなんだろうか?個人的には、呼称に拘りは無い。フィクションのジャンルの一つとして言えば、別に推理小説でも探偵小説でも良いのだ。
発表年:1938年 作者:アガサ・クリスティ シリーズ:エルキュール・ポワロ16 前年に発表された傑作長編『ナイルに死す』の影に隠れてしまってはいますが、本作だって負けてはいません。 まずは 粗あらすじ エルサレムに滞在中のポワロが耳にしたのは、殺害…
よく読まれているっつっても大したことないんですけどねー…
最近、ブログ運営について書かれた記事をよく目にします。というか、自分から探しているのかもしれません。少しずつ自分の中の承認欲求が増殖してきたからでしょうか。どうすればたくさんの人に読んでもらえるのか、なんて分不相応なことを考えてしまいます。
引用:©Disney 感動レベルで言うと4.5ですからね。 公開初日に行ってまいりました。最初は、アクションシーンが激しそうな『キングコング』か『パッセンジャー』にしようかと思ったのですが、時間が合わなくて急きょ変更したのが大成功。過去のディズニー映画…
各話感想 ビル・パームリーという男 発表年:1929年 作者:パーシヴァル・ワイルド シリーズ:ノン・シリーズ 短編推理小説ベストを塗り替えたかもしれませんなー。 本作の感想を書く前に少し語らせていただきます。そもそも、私が短編推理小説と長編推理小…
発表年:1937年 作者:アガサ・クリスティ シリーズ:エルキュール・ポワロ この作品の中心になるトリックは興味深いものだろうと私は考えています。 筋も非常に念いりにつくりました。 “外国旅行物”の中で最もいい作品の一つと考えています。 主要人物たち…