コアでディープな書評ブロガー向け「こんなブログが読みたい」「読みやすいブログとは」

安心してください、得るものはありませんよ。

 

※ 本題は「読みやすいブログづくりのためのファーストステップ」なので目次より遷移推奨

※ 当記事の内容は全てはてなブログを想定している

 

はじめに

   2015年に本格始動した「僕の猫舎」は今年で4年目に突入する。ここまで根気よく続けることができたのは、このブログの画面の先に読者がいてくれたからこそ、さらには、はてなブログという最強ツールを用意してくださった株式会社はてな、そして、ブログを書く種になる素晴らしい海外ミステリの数々のおかげだ。この場を借りて深く感謝したい。

   また、30歳という節目の年を迎えるにあたって、人生の大半を共に暮らし、養い育ててくれた母にも感謝を述べなければなるまい。あと忘れてはいけないのが、こんなボンクラを雇ってくれた会社、家でブログを書いていても文句ひとつ言わずに背中を押してくれる愛すべき嫁、可愛いよ可愛すぎるけど実際に目に入れると痛い息子、そして、何より今元気にブログを書いている自分に感謝したい。ありがとう。

 

   もう自分のペースでのブログ更新は慣れたもの。どれだけ更新期間が空いても何も焦らないし、ブログというのがほぼ日常の中に織り込まれている。

   そして、ここ1,2年は、ブログを書くというよりも、他者のブログを読むという行為にハマりつつある。特に好きなのは、コアでディープな特定のジャンルに特化した書評・レビューブログだ。主なものとしては、書籍、映画、ゲーム、アニメ、音楽、スポーツなどの大区分から細分化したものが挙げられる。例えば書籍で言えば、ミステリ。映画は映画でもアクション映画に特化したブログ。ゲームもテレビゲームではなくボードゲームのブログ。などなど、差別化され的を絞ったブログに惹かれている。

   そんなブログの多くは、とてもじゃないが自分は体現できない素晴らしい文章力で、唯一無二のコンテンツを数々発信しているのだが、改めて“読み手”となったときに、ブログのデザインや操作性など、リーダビリティや快適さという点で「もうちょっと、こうだったらなあ」といった(おこがましいが)改善点が目に付くことが増えた。今日は、当ブログも含めて、“読みやすい”“読みたいと思わせる”ブログを目指すことをテーマに書きたいと思う。

 

読みやすいブログづくりのためのファーストステップ

トップページにおける記事表示方法を一覧化しろ

※はてなブログProを利用している方は未対象

   簡単に言うと、はてなブログ・トップページのデフォルトは、記事同士が頭からお尻まで数珠繋ぎになっていて、一つ記事を進めるごとに画面を目一杯スクロールしなければいけない状態になっている。とにかく見辛い。

   はてなブログProを利用し株式会社はてなに月額600円払えば、ワンクリックで設定画面から一覧表示が可能だが、月600円もブログにかけるのはもったいないと思う人もいるだろう。

   この、記事の一覧化を行う方法は多岐にわたり、ブログに用いているデザインの形式やレイアウトの好みなどによって選ぶ方法が異なる。「はてなブログ 記事一覧」で検索すれば、懇切丁寧に手法を説明してくれるブログが山のように出てくる。当ブログに頼ってはいけない。自分で調べるのも成長の第一歩だ。

 

カテゴライズはみじん切りにしろ

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   大丈夫だ。自分でも意味がわかっていない。

   とにかく、カテゴリーを細かく設定して欲しい。まったくカテゴリー分けされていない記事の中から好みの記事を探すのはとても大変だし、快適性も低くなる。よほど記事数が多くないとやっても無駄だ、と思っているブロガーも多いようだが、少ないうちにジャンルに沿ったカテゴリー分けをしておくにこしたことはない。カテゴリーの()内の数字が増えることで、モチベーションの向上にも僅かながら役立つと思っている。

   例えば書評ブログの場合なら、少なくとも作者ごとのカテゴリーは或るほうが良い。さらにカテゴリー一覧が頁のどこかに表示されているとなお良い。そのブロガーが他にどんな記事を書いているのか、一目瞭然だし、記事間移動の操作性も快適だ。

   これは必須ではないが、書き手の個性が現れるオリジナリティのあるカテゴリーがあると、そのブログを読むのが楽しくなる。当ブログのように、とりあえず雑記、というカテゴリーは陳腐すぎる。たとえば定期購読しているうさるの厨二病な読書日記では「黒々しく毒々しい本音」と「全力でかたる」カテゴリーが異彩を放っている。書き手の真っ正直な本音というか、本気度・熱中度が伝わってくるのが堪らない。とくに「全力でかたる」は本当に全力投球なので、自分の知らないジャンルの記事を読むと、冗談じゃなく何もわからない。わからなさすぎて、寧ろそのジャンルが気になってくる、という不思議な効能があるくらいだ。

   いきなり上記のようなクオリティの高い記事が量産できるはずもない。まずは身近なところからカテゴリー分けをはじめて、高いモチベーションを維持しながら母数を増やすとよい。

 

おわりに

   あと何個か項目を書くつもりだったのだが、あまりにしょうもなさ過ぎて削った。というのは嘘で、本当は二つしか思い浮かばなかった。

   ブログを書く上で一番大切なのは、見やすさでも、SEO対策でも、記事数やオリジナルコンテンツの有無ではなかったのだ。誠実さ、正直さであり、本音を恐れず語る勇気である。決して特定の誰かに媚を売ったり、読者に気に入られようと書くものではない。

 

   改めて冒頭の記述を読み返し、ああ正直じゃないな、と感じる記述があったので最後にお詫びして訂正したい。

 

息子よ、全然目に入れても痛くないぞ。

 

では!