ディズニーランド・シー旅行記の2回目ですが、今日はホテルとパークを振り返っていきたいと思います。
※無駄に長いので、お時間のある時にお読みください。
【ホテル編】
先日も書いたように今回は、ディズニーリゾート内の2大ホテルの一角であるディズニーランドホテルに宿泊してきたわけですが、まずは簡単にディズニー関連のホテルについてさらっとおさらいしておきましょう。
SSランク
ディズニーランドホテル、ホテルミラコスタ
S
アンバサダーホテル
Aランク
セレブレーションホテル
Bランク
東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテル(多数)
Cランク
東京ディズニーリゾート・パートナーホテル(多数)
Dランク
東京ディズニーリゾート・グッドネイバーホテル(多数)
※ランクはホテルのグレードを表すものではございません。パークの特典の大小です。
大きく分けるとこのようにざっくりとSS~Dまで6つくらいにランク分けできるホテルですが、そのSSランクに君臨するホテルこそ、ディズニーランド真ん前に聳え立つディズニーランドホテルと、ディズニーシーのパーク内に堂々と構えるホテルミラコスタです。
S以下のホテル特典については、各自調べてもらうことにして、
なぜ今回最上級のディズニーランドホテルを選んだのか?
一言で言うなら
ラクしたかったから、です。
お金でラクを買ったのです。
- とにかくパークに近いこと
- 子ども連れで3日間、炎天下の中パークで遊ぶことを考え、とにかく移動のエネルギーを消耗しないこと
- ゆったりとしたディズニーランド体験ができること
これらを第一に考えた結果です。
Aランクまでのホテルでは、通常開園時間の15分前から入園できるという優越感満天の特典があるのですが、それでもS・Aともに各パークに到着するまで10~20分くらいの時間を要します。
その分、早起きしないといけないし、子どもも起こして用意させて、という小さなことかもしれませんが、その僅かな時間も、お金を出してSSランクホテルに泊まれば買うことができます。
なんかイヤミな感じに聞こえますが、この旅行のために日々のお小遣いをだいぶカットされてますからね。ボーナスだって支給されるかどうか…
いくら家計が厳しくなろうとも、お財布が悲鳴を上げようとも、家族旅行での余裕とサービスをお金で買いたい、と思う方は是非最上級のホテルに泊まるのをオススメします。
また泊まってみようかな、と思ったポイント
細かいところは色々あります。
- パーク内のどの店舗でも買ったお土産をホテルへ配送(Sランクまで)
- チェックアウトが部屋のテレビでできる(Sランクまで)
↑これすっごい良かったです。
今回は特に、開園15分前入園を利用するために少しでも早く部屋を出たかったので、だいぶ助かりました。
子どもの着替えを手伝いながら、歯磨きをしながらでもテレビのリモコンでちょちょっとチェックアウトができたのはラクでした。
あと、個人的にグッときたのがこちら。
トイレ・風呂別なんですよ。
これが地味に嬉しい。
Bランクのオフィシャルホテルでも洗い場付のお風呂があるらしいので、ディズニーランドホテルだけの特典ってわけじゃありませんが、やっぱり日本人には、しっかりお風呂に浸かれる空間が用意されているとホッとします。
いちいち浴槽内で体を洗って、一度浴槽を綺麗にしてから湯を張る必要が無いのは、旅の疲れを癒すのにも効率が上がります。
この「洗い場付お風呂」のある部屋ってのが、次回以降も大きなポイントになってくる気がします。
でも、やっぱりお高いんでしょう?
今回泊まった部屋はツインで1泊4万円~くらいの部屋だったと思います。なので最低でも2泊で8万はかかってるんですが…
これ家族連れならお得感はないですが、友達4人とかでならそんなにお高くないかも。
というのも、部屋の写真を見ていただけるとわかるんですが、今回利用したのはアルコーヴ付のお部屋。
引用:Disney公式
アルコーヴですよわかりますか?個人的には、カーの『夜歩く』のアルコーヴが印象に残っています。
海外ミステリ読みなら、ビビッとくること間違いなしのアルコーヴ、つまり壁のくぼみを利用したベッドが1つついています。なので大きなベッドとアルコーヴベッドで3つ。
そして、大きなベッドの下に引き出し可能なトランドルベッドが1つ。
最大で4人が各自自分のベッドで寝れるお部屋が1泊4万円。
一人当たり素泊まりで1泊1万と考えると、そこまで高額じゃないかもしれません。
1日1万払えば、他のホテルにない数多のサービスが受けられるんですから、大人が複数人で行く場合、もしくは海外ミステリファンでアルコーヴ付の部屋に泊まりたい方は、ディズニーランドホテルを候補に入れても良さそうです。
※ちなみにホテルミラコスタにはアルコーヴ付のお部屋はありませんし、大人4名宿泊可能な部屋はどれもディズニーランドホテルより高額かつ数が少ないです。
【パーク編】
恋愛に奥手なあなたも、パークではぐいぐい行くべし
パークの方は反省点が多いです。
特に初めて開園時間15分前入場(Happy15Entry=以下H15)を利用したので、勝手がわからなかったのがマズかったです。
嫁なんか、せっかく開園30分以上も前に着いたのに、H15専用ゲートに気付かず一般の入場者と一緒に並び一緒に入場しちゃいました。
自分の方は15分前くらいに、また違うゲートに着いたのですが、辛うじてH15のアナウンスをするスタッフの声に気付き、するすると一般入場者の塊の横を通り過ぎ無事ガラガラのパーク内に入場できました。
ただ、来場者が多すぎるとスタッフの声もかなり聞こえづらく、いくらH15の権利を持っていてもなかなか自信を持って前へ前へ進みづらい…
もし今後H15を利用してパークへ行かれる場合は、積極的にスタッフに声をかけて、どこから早く入場できるかちゃんと聞いた方が良いと思いました。
あとパーク内に入ってからも試練がもう一つ。
特に来場者が多い日には、入り口付近の混雑を避けるためか、開園時間を待たずにシンデレラ城付近まで一般入場者を入れることがあるみたいです。(実際そうでした)
そうなると、開園時間前にアトラクションがあるエリア前に大行列ができるわけですが、ここでもH15を持っている方は最優先でアトラクションエリアまでずかずか入っていくことができます。
実はココで自分はビビってしまって(よくわからなくて)、一般入場者と一緒に並んでしまいました。
開演ギリギリで気づき、列の隅を抜いて無事エリア内に入れたわけですが、もっと早く知っておけば、聞いておけば…と後悔しました。
パーク内にランダムで現われるキャラクターとの写真も含めて、ディズニーランドでは控えめな姿勢は損をします。他人に迷惑をかけない範囲で、ずかずかと攻めの姿勢を持つことが必要です。
わからないことは積極的にスタッフに問い合わせれば優しく教えてくれますし、聞いてもいいのかな?みたいなことも案外教えてくれたりします。
例えば、パレードのミッキーが乗った山車がどこらへんで止まってくれるか、みたいなことも、専門のスタッフに聞けば教えてくれます。
闇雲に場所取りするんじゃなく、空き時間に先に聞いておけば、無駄に熱い中探し回らないで済みます。
※ランドのパレードは最前列過ぎると、近すぎて子どもはキャラクターが見えない(見上げれない)みたいです。ミッキーもあまりこっちを見てくれませんでした。最前列より数列後ろがいいかも。
休憩場所を決めておくべし
夏場も冬場も言えることですけど、過酷な屋外の環境から逃れるための休憩場所を決めておくのが子連れにはマストです。
ディズニーランド
個人的にはランドなら、ミッキーのフィルハーマジックがオススメです。
3Dシアタータイプのアトラクションで、ただただ3Dメガネをかけて鑑賞するだけなんですが、中身もおもしろいし、子どもも安心して楽しめるし、収容人数450人くらいあるので回転は速い(待ち時間も短い)しで、息抜きにはもってこいのアトラクションです。
あと休憩場所と言えばレストランですが、せっかくならクリスタルパレスでブッフェを堪能してもらいたいところ。めっちゃ美味しいしゆっくり休憩できます。
ただ問題は席が取れるかどうか。
利用日1ヵ月前から始まる公式サイトでのレストラン予約合戦は苛烈を極めます。利用日1ヵ月前の予約開始から10分くらいで勝敗は決しますが…
ここが取れるかどうかで、ランドを満喫できるかどうか決まると言っても過言じゃありません。
もちろん事前予約が取れなくても、当日枠がちゃんと用意されているので、運が良ければ予約は可能です。
同伴者全員で一斉にサイトにアクセスして、席が取れるかどうかって低確率ですが、チャレンジしなければ勝利はないわけですから、是非諦めず頑張りましょう。
ディズニーシー
シーはとにかく広いので、子どもを連れまわすのは結構疲れます。
エリア間を結ぶ電車もあるのですが、その電車ですら長蛇の列ができることもしばしば。
早め早めの休憩が求められるパークです。
レストランなら、一度はミッキーと確実に写真が撮れるホライズンベイに行きたいことろですが、競争率が激熱です。まあ取れません。
なので、休憩場所は、夏ならマーメイドラグーン全体がオススメです。
『リトル・マーメイド』をモチーフにしただけあって海底世界が再現されているので、つねにヒンヤリした環境が維持されています。
子ども向けのショーやアトラクションがしっかり用意されているので、子ども連れの家族も多く、子どもの騒々しさやテンションの高さ、他の人の目もあまり気になりません。
また隣接するエリアには『アラジン』をモチーフにしたアラビアンコーストがあり、こっちにも子ども向けのアトラクションが豊富に用意されているので、この2つだけで半日は遊ぶことが可能です。
この2つ+中心部に位置するおっきい海でショーを見る。ホテルに帰ってゆっくり就寝。
これで小さい子どもを持つ家族なら十分楽しめるでしょう。
男の子ならアストロブラスターに乗るべし
パークいち人気のアトラクションと言えば、シーにあるトイ・ストーリー・マニア!(写真左)が有名ですが、同じトイ・ストーリーで男の子が体験するなら、ランドにあるバズ・ライトイヤーのアストロブラスター(写真右)がオススメです。
どちらもファストパスで乗れて、同じシューティングゲームなのですが、その操作方法に大きな違いがあります。
引用:Disney公式
前者は丸いボールの付いた紐を引っ張ることで弾が発射され、後者はただトリガーを引くのみ。
前者はかなり体力を使います。大人でも片方の手で延々発射し続けるのは至難の業。子どもなら言わずもがな。
一方、後者はトリガーを引くのに体力はほとんど要らないので、小さな子どもでも十分楽しめます。
男の子にとったら、銃を撃つというシチュエーションだけで狂喜乱舞です。
トイ・ストーリー・マニア!は撃っている感覚があまり無いんですよね…攻略性は高いので比較的大人向けのシューティングゲームでしょう。
またアストロブラスターなら最大3人が同時に乗っても、狙撃手2名・機体の操作1名と役割分担して楽しむことが可能です。
是非小さな男の子をお持ちのご家庭は、ランドにあるアストロブラスターを体験してください。
おわりに
昨日の記事の短さはなんだったんだろうってくらい詰め込んじゃいました。
つい先日返ってきたばかりですが、2020年度には『美女と野獣』や『ベイマックス』の世界を体感できる新エリア・新アトラクションがオープン予定ということで、楽しみしかありません。
今回の反省を活かしてまた楽しみにいきたいと思います。
では!