グループE
ブラジル 2勝1分 勝ち点7
セルビア 2勝1敗 勝ち点6
スイス 1勝1分1敗 勝ち点4
コスタリカ 3敗
強豪ひしめくグループEですが、どこが抜け出るかは、各国の修正力にかかっています。
勝ち点を分け合ったブラジルとスイスは、今後格下と戦うため、絶対に負けるわけにはいきません。
そこで両者ともに重要になってくるのが、現在単独トップのセルビア戦です。
今大会では絶対的エースにいかにボールを集めるか、そして、それができないチームはことごとく勝ちきれていません。
その点セルビアは、エースを孤立させる組織的なディフェンス、個で向かってくる相手を集で跳ね返す試合がきっちりできていたいたので、ブラジルかスイスどちらかにに金星をあげる可能性は高いと思います。
そうなるとGL上位から陥落するのはスイスでしょう。ブラジル戦で辛うじて引き分けにもちこんだものの、チームの連携がうまくいっているようには思えませんでした。
とくに前線と最終ラインの繋がりが弱いです。各自の動きがキレているだけにもったいない。
この僅かな穴に、コスタリカはうまくつけこみたいところです。コスタリカが1勝できるとすればこのスイス戦ですが、それでもGL2位はかなり厳しいと思います。
グループF
メキシコ 3勝 勝ち点9
ドイツ 2勝1敗 勝ち点6
スウェーデン 1勝2敗 勝ち点3
韓国 3敗 勝ち点0
スウェーデンと韓国にとっては、厳しいW杯になるに違いありません。
先日の日本×コロンビア戦のようなアクシデントが無い限り、まあ一方的な試合になるでしょう。
まず基礎的な能力がメキシコ、ドイツとは違いすぎます。正直、日本がこのグループに入っていたらスウェーデンと韓国のポジションにいたと思われるくらい、レベルの差があると思っています。
単純なパスの受け渡しや、足元の精度など、やはりトップクラスの選手との差を否が応でも感じさせられました。
それらは、一朝一夕で埋めることのできない差なので、順位はともかく、メキシコ、ドイツがGL突破、でいいと思います。
問題はどちらが1位通過するかです。
グループEトップ通過予想のブラジルとの対戦を避けるため、メキシコは残る試合全勝でトップ通過を目指すと思います。
メキシコに負けたドイツとしては、今からブラジル戦に向けた準備を始めてもいいでしょう。
前回W杯7-1で勝ったとはいえ、直近の親善試合では1-0で敗戦、と勢いもチームの総合力も今はブラジルの方が上です。
ドイツあんま好きじゃないので、別に頑張ってもらわなくてもいいんですが、良い試合は見たい。世界最高峰の戦いを期待します。
では!