グループC
フランス 2勝1敗 勝ち点6
デンマーク 2勝1敗 勝ち点6 得失点差
ペルー 2勝1敗 勝ち点6
オーストラリア 3敗 勝ち点0
オーストラリアには厳しいかもしれませんが、勝ち点を奪うことすら難しいGLになるかもしれません。
フランス戦を見る限り、決して弱いチームではありません。ただ、他の三国と互角に戦うには実力不足です。
もちろん試合を積む毎に守備が安定してくるでしょうから、3戦目ペルー戦で勝ち点1が取れる可能性はあります。
逆にペルーは、是が比でも残りを勝ち抜かなければGL突破はありえません。特に21日のフランス戦で負けようものなら、ほぼ敗退が確定的となってしまいます。
今大会では堅守速攻がトレンドになりつつあるので、フランス相手でも勝ち点3を手にする可能性は十分あります。
デンマークのペルー戦での勝利は紙一重でした。ペルーの猛攻をビッグセーブで食い止めたGKシュマイケルや少ないチャンスをものにしたポウルセンなど、全員で勝ち取った価値ある一勝です。
ただ、中盤の要MFのクビストが肋骨骨折で欠場が決まったのは痛い。守備的な連動を多少捨てても、エリクセンを中心とした攻撃の精度を高められるかがGL突破のポイントかもしれません。
フランスは…ねえ。
全体的に粗削りなところはありますが、ポテンシャルは溢れ出るほどあるので、そこまで心配はしていません。2勝は固いでしょうし、よもやドイツのように敗戦することはありえないと思います。
グループD
クロアチア 2勝1分 勝ち点7
アイスランド 1勝2分 勝ち点5
アルゼンチン 2分1敗 勝ち点2
ナイジェリア 1分2敗 勝ち点1
波乱が起きるとしたらこのグループDかグループH(日本)でしょうか。
アルゼンチンがGLを敗退する気がしています。
ここに競り勝つのは初出場のアイスランド。
統率された守備は、強烈な個性を弾き返し、全員が一丸となった攻撃には、派手なトリックプレーはなくとも、相手ゴールにボールを捻じ込む力強さがありました。
ずっと見ていられるサッカーです。
クロアチアの強さは言わずもがな。
両サイドの圧倒的な強さ、2人の司令塔、と出場32か国の中でも屈指の攻撃力を持っています。
アルゼンチンは…
まず、マラドーナが帰った方が良いと思います。いて良いことはない。
あと、メッシが走り過ぎないことです。
アイスランド戦でも、エゲツないスピードで裏へ抜け出すメッシを何度も見ましたが、その度にその前で潰されパスは繋がらず。
メッシの「ええ~なんでだよ」みたいな顔が、チームのモチベーションを下げます。
それよりも、メッシがチームメイトを引き出すような動きができれば勝算はあります。泥臭くても良い。アイスランド戦で掴みとったPKのようなチームを活かすプレーができれば、得点力は格段に上がるでしょう。
ナイジェリアについては、GL最下位の予想でいますが、この後2連勝とかがありそうで怖いです。
本来なら1列目のモーゼス、イヘアナチョ、イウォビで1点ずつとれる爆発力のあるチームです。中盤の選手の奮発によっては、グンと順位を上げてもおかしくないと思います。
では!