羊たちの沈黙【感想・ネタバレ?雑記】

記念すべき初投稿となりました!

特に理由はありません。一番最近見た映画、というくらいです。

 

あらすじ

FBI訓練生クラリス(カリオストロじゃない方)と元天才精神科医兼食人鬼レクターが高度な対話による心理の探り合いののち、心の距離が近づいたり離れたりしながら、「バッファロー・ビル」なるザ・アメリカのプロレスラーみたいな名前の猟奇殺人事件の犯人を追い詰める、グログロバイオレンスホラーサスペンス映画です。

 

感想やネタバレについては、超有名作品ですから出尽くしてる感はあるので、個人的に「怖っ」と感じたポイントを検証したいと思います。

 

何が怖いってやっぱり、ハンニバル・レクター博士ですよね。演じるのは同作でアカデミー主演男優賞受賞のアンソニー・ホプキンス(実際にはAnthonyなのでアントニーと呼んで欲しがるわがままちゃん)

このレクター博士、名門貴族の末裔にして、幼少期からの英才教育による天才的な頭脳の持ち主で、医学博士にして精神科医、古今東西の知識を有し、なぜか力もヤバイ、何発か撃たれても死なない超人的な体の持ち主です。作品がMARBELなら、どこのヒーローチームにも引っ張りだこになりそうな彼ですが、本来の姿は、人喰いハンニバルとも呼ばれ恐れられるその人でした。

この作品の中では、レクターの生い立ちやその経緯などがあまり語られません。これが逆に今作品の中で存在するレクターというキャラクターと鑑賞者が1対1で向き合う空間を作っています。と思います。特に初めてクラリスとレクターが対面するシーンは、最奥の独房前までたどり着くまでの絶妙な空気感とカメラワークは鳥肌ものです。

よく考えれば、鉄格子ではなく、強化ガラス製?の独房ってのも距離を近く感じさせて不気味です。鉄格子なら隙間だらけって理由もあるかもしれませんが…

 

ここで

レクター博士のココが怖いベスト3!!

 

第3位 「笑顔」が怖い

レクター博士の笑顔ってなぜか紳士的で上品な笑顔に見えるんですよね。だからこそ、そのギャップに恐怖を感じます。

 

第2位 「お腹」が怖い

お腹が出てるのに柔らかそうじゃない、固そう。しかも早く動けそう。力もスゴイ。そんな見た目の印象と違うものに人は恐怖を感じるそうです。

 

第1位 頭が怖い

ハゲてるのにハゲと言わせないその威圧感。そしてそのオールバックスタイル

以前心理学の本を読んでいて、髪の毛の分け目でその人の心の開いている方向がわかる。と書いてありました。つまり右わけの人は右側から、左わけの人は左側から話しかけられた方が、普段言わない秘密とかもペラペラ喋ってしまうというやつです。

逆にオールバックは、心を開かないタイプなんだとか。しかも冒頭、クラリスとレクター博士の初対面のシーンで一度だけウインクをするのですが、その目が左目なんですよね。左目でするウインクには愛情表現の意味が込められるらしく、レクター博士のクラリスに対する秘めたる感情が自然に表に出たのかもしれません。 あくまでも推測なので、演技かどうかは不明ですが、さすが台本を読み込む俳優No.1のアントニー•ホプキンス。髪型、表情、雰囲気全てからレクター博士の狂気やその異質さを感じさせられました。

 

ここまでまとまりもなく進んできてしまいましたが、これからもっと文章力を磨いて、どんどん投稿していきたいと思います。お暇であればまた見に来てください!