初めて新型コロナウイルス感染症に罹患したので一応記録しておく

 

30代男性 基礎疾患無 ワクチン2回接種済み

 

発症1日目

夜仕事から帰ってくると喉に違和感が。痛みはないが、なにかつっかえたようなイガイガとした感じ。

念のため熱を測ってみると37.3℃。しんどくはないが若干火照っているような感じ。これは、やったな(焦り)というお気持ち。

過去1週間くらいの行動の記憶を辿ってみると、映画館で『スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム』を見たのが怪しい。ポップコーンを食べるとき完全にマスクを外していた。映画はめちゃくちゃよくて、みんな泣いていたし、おれも泣いた。

 

発症2日目

朝から38.0の発熱。喉が痛い。

近隣のPCR検査を行っている医療機関に100回ほど電話。なんとか午前中の検査予約ができ、当日中に結果が出る、とのこと。薬は喉に効くものと免疫力を高めるもの、漢方と熱下げ、トローチ、うがい薬など。

職場関係者には連絡して静養。念のため同居の妻・子どもとは部屋を分けて過ごすが、発症日にがっつり一緒に生活していたのだから、なかなか厳しいか。

昼過ぎに医療機関から陽性の連絡が。

とにかくまずは仕事関係の段取りをつけないといけないので、1時間ほど電話をかけまくる。

疲れた。

申し訳気持ちでいっぱいだったが、もうなってしまったものはしょうがない。

ゆっくり休ませてもらう。熱は39.0になった。

 

発症3日目

喉の痛みがピークに。といっても特別しんどい/息苦しいという感覚は無し。解熱剤を飲んだので、熱も下がったが、倦怠感も同時にやってきて、活発に動き回るのがしんどい。

妻37.0の微熱。子38.0の高熱が出る。休日だったため、医療機関がどこも開いておらず、PCR検査はできなかった。症状が悪化しないか心配。

 

発症4日目

あいかわらず喉は痛い。熱はほぼ下がったが37.0前後をうろうろ。体が重い。

妻と子どもがPCR検査。検査数がめちゃくちゃに増えているため、結果は2日後になるらしい。

 

発症5日目

熱は下がったが、代わりに咳が止まらない。空咳というか痰もでないような乾いた咳。それ以外は体調は良い。

妻と子どものPCR検査の結果が1日早く届く。陽性。

妻の症状は相変わらず微熱が続く。軽い倦怠感はあり。というか「倦怠感って何?どんなの?」と聞かれたが毎日「仕事行くの怠いなあ」と思っている人間からしたら、倦怠感を言語化するの難しい。

子どもは39.0まで熱が上がったが、解熱剤を飲んで症状は緩和。そのほかの症状はなく元気そうに見えた。

 

発症6日目

咳が止まらないからしんどい。特に夜、寝る前になるとひどくなる。

妻と子どもの体調も平行線。症状は落ち着き、たぶん快方に向かっている模様。

 

発症7日目

PS5の抽選販売に当たる。やったね。

 

発症8日目

元気。PS5の解像度、読み込みの速さに驚く。

あと、ようやく保健所から連絡があり、療養解除の日にちが決定。発症の翌日から10日目を基準に前3日間(発症9,10,11日目)に解熱剤を服用せず、発熱等の症状がなければ発症12日目に療養解除(シャバに出てもよし)

 

発症9~11日目

熱は無い。

療養解除の基準となる発症10日目が休日だったため、自動音声での体調管理連絡が保健所から届く。

 

発症12日目

ついに療養解除。ただ、夜中の咳が止まらず、念のため保健所に確認するが、咳は後遺症の可能性が高いこと、咳以外の症状はないため、療養解除の判断は変わらないとのこと。ほんとか?

妻と子どもの療養解除日が翌日だったため、念のためもう1日休むことに。

 

発症13日目

職場復帰。

 

その後の経過

正直、夜寝る前になると謎の空咳が止まらなくて、これが後遺症かと思って調べてみたら、どうも喉の粘膜が薄くなって中には2~3か月咳が出やすくなる後遺症に悩む人もいるとか。発症から3週間くらい経って、ようやく咳は完全に止まった。

 

新型コロナウイルス感染症(とくにオミクロン株)の超爆発的感染によってこの1か月、いや感染している間にも、陽性の判定方法や療養期間など様々なルールが大きく変わった。

人の命を奪うようなウイルスにもかかわらず、「みなし陽性」や健康観察の期間短縮など、こっちの都合で色々とルールが変わっていくこの不確かさにちょっと怖い思いもした。何かわけのわからないウイルスに感染しているのに、完全に復活しましたよって判断を、お医者さんでもない保健所の人が全てを背負って電話連絡でやってる現状になんか本当に申し訳ないというか、無理をさせてる感覚しかなかった。

 

改めて、もうウイルスと「共存していかなければならない」時期に来ているんだと思う。もちろん療養中でも元気なら仕事した方が良いなんて思わないけど、家で感染を避けながら仕事ができる環境整備ってのができるなら、うちの職場も含めてちゃんと考えてほしい。現業職の人は、なかなか家で仕事ってのが辛い環境だろうし、テレワークの人が増えれば、それはそれで現場(職場)に人がいないことで起こる連絡ミスとか遅延が起こるのが苦しいよね。

 

話が変わるけど、テニス選手のジョコビッチが、ワクチン接種をしていないという理由で、ワクチン接種が義務化されている全豪オープンに出場できなくて訴訟を起こしたニュースがあった。もちろん接種は任意だし、国家の取り決めと個人の意思はどちらも尊重すべき問題で、訴訟の云々は別にどうでもいいんだけど、ジョコビッチがその後、ワクチン接種に頼らない治療薬の開発を行う企業を買収していることが報道されて、めっちゃ良い動きだよな、と。ワクチン接種という動きも、専用の治療薬を、という動きも、たぶん並行してやっていかないといけないわけで、それをできる人(財力にかかわらず)がちゃんとやらないといけない。国は国で、コロナ治療薬への研究費開発費予算(助成金や補助金)を出しているわけだけどもっとすべきだし、やっぱり個人としても企業を応援できる形はなにか示したい。投資とかがたぶんそれに当たるんだろうけど、塩野義製薬とかしかパッと思いつかない。

ってゆうか、株式の話とか、投資を含めた資産運用などの金融経済教育って、もっと中・高くらいからちゃんと勉強させてほしいよね。

 

しっちゃかめっちゃかになったけど、このコロナ禍を乗り切ったときには、たぶんコロナ禍以前以後で大きくなにもかも変わっていると思うので、その未来を生きるためにも、さらなる変異株とかにはかからず死にたくないと思うのでした。

では。