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【どこにも仲介してもらわない】という選択肢。
もちろんアリ。全然アリ。
ただし、家づくりについての知識が全く無い真っ新な状態の場合には注意が必要。例えば、ホームページやチラシを見て、ハウスメーカー等に直接電話すると、まずは近くの展示場や営業所へ案内される(もしくは、自宅に直接来る)。ここで話される内容はゴリゴリの100%中の100%の営業トークだ。
「なぜウチに問い合わせたのか」
「どこが良いと思って連絡したのか」
「ほかに検討中のHM等はあるのか」
「ご予算は」
「弊社の特徴はうんたらかんたら」
「いつ頃引き渡し希望か」などなど、かなり家づくりの具体的なところまで根掘り葉掘り聞いてくることが多い。なので、ある程度基礎知識を蓄えた後、営業マンの巧みな営業トークに惑わされないだけの余裕がある状態でスタートすると、余計な先入観を抱かずに客観的な視点で業者比較ができると思う。おニューのスポンジ状態の頭でキレッキレの営業トークを聞いてしまうと、最初に聞いた業者が基準になってしまう可能性もある。
一方で、最初の打ち合わせでコチラの本気度(どれだけ本気で家を建てるつもりがあるのか)をHM等にも図られることが多い。どれだけ契約が取れそうか、買う気があるかは、担当営業マンの選出にも関係してくる。
仲介してもらわずに直接HM等と商談を始める場合は、例え現在建築予定がなくとも、自分たちがどれほど真剣に家づくりに取り組んでいるか、そしてこれから取り組むつもりかを予めアピールしておくと良い。
まとめ
- 基礎知識を一定習得したうえで、気になるHM等に相談するのが吉。
- むしろ「何にもわかりません」を装って、業者対応を見極める手も。
- 本気度を伝えるために、気になったことや疑問点は真っ直ぐぶつけてみること。応対で営業マンのスキルや経験を図ることもできる。
- メモ用のノートなんかは絶対に1冊必要だね。
ちなみに筆者がHM等と商談を進めるうえで選んだタイプの内訳はこちら
【家づくりセミナー】1社(無印良品の家)
【スーモカウンター】4社(住友林業・三菱地所・アイ工務店・大忠建設)
【仲介無し・直接】5社(三井ホーム・一条工務店・タマホーム・ミサワホーム・ダイワハウス)
の計10社。
【家づくりセミナー】から家づくりをスタートし、【スーモカウンター】で紹介を受け、比較検討のため自分で5社と打ち合わせを進めた。
それぞれに良さがあり、物足りなさがあったが、業者決定においてなによりも大事なのは担当営業マンとの相性だったと感じている。
家のデザイン・性能・コストなどでHM等を選ぶのが一般的だと思っていたが、それらは例え差はあっても大差ではなく、優劣ではなかった※。どの家も、時代に即した性能を有し、流行に沿ったセンスを持ち、コストパフォーマンスも考慮されている。
※業者を最終的に決定する時の話。もちろん、大差や優劣がハッキリしているHM等はあった。
しかし、「人」には相性がある。家づくりを進めていく中で、これから長い間その担当者と家づくりに楽しく取り組んでいけるか。一生に一度のウン千万の買い物を、安心して委ねられるか。会社の規模や組織としての盤石さを目安にするのはもちろん、その会社で働く「人」を見極める能力が家づくりでは試されている気がする。
このままでは終わりが見えないので、次は【営業マン】をテーマに書いてみるつもり。
では!