僕の猫舎

主に海外ミステリの感想を綴るブログです

海外ミステリ系サイトのリンク集作成のお知らせ

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はじめに

 去年から約1年をかけて、自分が定期的に訪問している海外ミステリ中心のブログやホームページのリンク集を作ってみようという計画が進行していましたが、ついに今日完成しました。トップページのグローバルメニューの「ミステリ関連記事」は「リンク集」に変わっております。

 

固定ページ リンク集

 

 そもそも、このリンク集作成の目的は、別に相互リンクを増やしたいだとか、サイトコンテンツの一つとしてリンク集を作成したい、ということではなく、多くの海外ミステリファン(潜在的な読者含む)に、海外ミステリの魅力を全力で語る方々を知ってもらうのが主な目的でした。

    これからご紹介するサイトやブログのほとんどは、既に高い知名度を誇り、ご存知の方も多いと思います。しかしながら、このリンク集は、実際に自分のPCやスマホのブラウザ内でお気に入り(ブックマーク)登録し、本を読み終える度に訪れて新たな刺激と情報を得、さらなる次への読書欲をかき立てる、いわば自分の大切な宝箱です。ぜひもっと多くの方に知っていただき、未来の海外ミステリファンの目に触れる場所に掲載したい、と思っています。

 僭越ではありますが、リンク集作成の条件だけご説明いたします。リンク集作成を思い立ってから1年、約90の海外ミステリのレビューを行っているサイトやブログを訪問しました。中には、目から鱗の記事が投稿された、素晴らしいサイトも多かったのですが、今回は少なくとも

1.海外ミステリレビュー数100以上

2.なにかしらのカテゴリー分けがされている

サイトを掲載しております。2の方が必須だったかもしれません。同じサイト内で巡回できる仕組み、というのは当ブログの理想的な形でもあります。

 もし、上記の条件に合ったブログやサイトがあれば、コメント欄やTwitterなんでも構いませんので、ぜひともお知らせください。まだまだ海外ミステリの感想に飢えています。

 

 最後になりましたが、このリンク集を作成するにあたっては、リンクフリーと明言されているサイトを除いて、不躾ながら運営者の方に直接連絡を取り、リンク掲載の許可をお願いしましました。その結果、全ての方に快く掲載の許可をいただくことができ本当に幸せです。この場を借りて感謝申し上げます。本当に有難うございます。

 

以下リンク集の簡単なご紹介です。

※敬称略

 

 

黄金の羊毛亭

    当ブログ〈僕の猫舎〉が海外ミステリ中心のブログとしてこのネットの大海に出漕し、今があるのは、まず間違いなく黄金の羊毛亭のおかげだ。

    そもそも海外ミステリの情報収集の一環としてTwitterを始めた2016年、エアミス研への加入のため初めて運営者のSAKATAM氏と絡ませてもらった日のことは、昨日のことのように鮮明に覚えている。

    特に衝撃だったのは、黄金の羊毛亭の中でも個別でカテゴリー分けされているほど力の入ったロバート・J・ソウヤーなる作家の単独ページ。当時の自分は、ミステリのミの字も知らない赤子同然で、SFなんてもっての外だったのだが、ソウヤーの処女作『ゴールデン・フリース』の感想記事を何気なく覗いてみた時に衝撃を受けた。※ちなみに黄金の羊毛亭のサイト名の由来が該当作『ゴールデン・フリース』

ネタバレ感想にソウヤー本人からのコメントを追加しました。

!?

    作者本人からコメントが付くなんて有り得なくないか。

    当時の自分は、エマ・ワトソン命!みたいな人間だったので、自分に置き換えてみると、ブログでエマ・ワトソン主演の映画レビューを書いたら本人から「こんにちは!素敵なレビューありがとう!これからも応援よろしくね♡」みたいなコメントが送られてくるってことだ。

    大好きなものを突き詰めて行けば、どんなものか予想もつかないけど何かの形になるんじゃないか。その強い確信と希望が今でもブログ継続の原動力になっている。

    もちろん切欠となった該当作『ゴールデン・フリース』は、自分の大好きなミステリとして極上の逸品だった。ソウヤーの作品のほとんどを所持しておきながら、まだ一作しか読めていないのは情けないが、今年はJ.P.ホーガンを皮切りにちょっとはSFにも手を伸ばしてみようと思う。

 

探偵小説三昧

    黄金の羊毛亭の次に定期的にチェックを始めたのが探偵小説三昧だ。海外ミステリだけでなく、国内ミステリやミステリ関係の評論、映画までも幅広く網羅されている奥深いブログだ。

    プロフィールによると、運営者のSugata氏は編集者をなさっているご様子。プロの目線で書かれる簡潔ながらも的確な書評に舌鼓をうちつつ、「編集者」の目線で翻訳作品への思いが綴られている部分にも魅力がある。

    特に最近驚かされたのは、最近刊行されたジョン・ロード『クラヴァートンの謎』の解説をSugata氏が書かれた、ということ。大好きなものへの熱情が形となり、さらに書籍になって多くの人に読まれる。個人運営のブログのひとつの完成形、到達点なのかもしれない。

    未だ日本人の多くが知らない書籍を普及させる確固たる力を持つ、素晴らしいブログなので、ぜひ多くの人に読んで欲しい。

 

ヨッシーワールド

    前述の探偵小説三昧とほぼ同時期にであった海外ミステリ中心の書評ブログ。

    運営者のヨッシー氏が学生(たぶん高校生?)の頃から書き溜めた書評の数が圧巻だ。初期の記事を読んだらよくわかるのだが、ヨッシーワールド開設前に相当数のミステリに触れられているのが伝わってくる。

    経験に基づいた、平易でありながら、鋭い書評がなんといっても素晴らしい。また、書評では面白いか面白くないか、凄いかつまらないか、極論を言えば、良いか悪いか。ズバッと言い切ってくれる部分が、清々しく気持ちいい。しかも、根拠のない批判や賞賛ではなく、ちゃんとどこがどう良いのかは説明してくれる。

    ヨッシーワールドの書評を見て本を買うことが一番多い気がしている。最近で言うと、ボストン・テランを知ったのはヨッシーワールドが初めてだった。しかも純粋なミステリではなく『その犬が歩むところ』というヒューマン(ドッグ?)ドラマなのだ。

    ヨッシー氏の、身近でストレートな文体に心を動かされ、本を手に取った読者も少なくないと思う。間違いなく人を動かす力があるブログの一つだ。

 

海外クラシック・ミステリ探訪記

    いち海外ミステリファンとして、知識に深みと奥行きが足され、箔が付き、一つ上のランクに上がり、セルフイメージが高まり、誰かに蘊蓄を語り、おすすめの海外ミステリを教えたくなる。そんなブログがあるとすれば、海外クラシック・ミステリ探訪記以外に考えられない。

    海外ミステリファンの多くが既にご存知のことだろうと思うが、運営者のS・フチガミ氏は、渕上瘦平氏の名で翻訳者として多くの海外ミステリを世に送り出しておられる正真正銘のプロフェッショナルだ。そんなプロフェッショナルの文章を無料(タダ)で読めるのがまず有難い。というのは関西人の厭らしい性か…

    とにもかくにも、(論創社による訳者紹介によると)元外務省職員、海外ミステリ研究家という肩書だけで神々しい。

    また、サイト名にもあるように、「クラシック」ミステリへの愛がこれでもかと注入された、貴重な原書の挿絵や書影、欧米で発行された専門誌のクラシックミステリについての書評や補足情報など、これほど贅沢で有難味のあるブログは外にない。

 

海外ミステリ・レビュー

    はてなブログを利用されている方はぜひチェックして欲しい。海外ミステリというジャンルだけで言えば、はてなブログ界でも文句無しに信頼に値するブログである。

    先に紹介した、ヨッシーワールドと海外ミステリ・レビューだけでどれだけ本を購入しかたは数知れない(怖くて数えれない)。

    このブログで特に惹かれるのは、ハードボイルドやクライム系の作品も充実してるだけあって、「男」らしいというか、硬派な文体が詰まったカッコいい書評だ。

    さらに、勉強になる(急にブロガー目線で申し訳ないが)のは、ワードセンスというかワードチョイスの巧みさ。他者に読了本の魅力を伝えるために、日本語のありとあらゆる表現を駆使し紡がれる美しくも力強い文章にはただただ感嘆のため息しか漏れない。

    ここだけの話だが、筆者ぼくねこは、このブログの多彩さに感化され、参考になる表現があったらメモる用のノートを作っている(こら、成長してないとか言わない)。余談の余談&予想だが運営者kikyo氏はもしかするとプロフェッショナルの方なのかもしれないな、と勘繰っている。

 

Grand U-gnol

    実は、ugnol氏によるミステリ関係総合サイトGrandU-gnolを知ったのは約1年前。なぜ今まで出会えなかったのか、強い悔しさを感じた。

    感想の書かれた項目に目を通すと、海外ミステリだけでなく国内ものにも精通しておられることがよくわかるが、サイト内をクロールしてみるとさらに、運営者ugnol氏は小学生のころからルパン全集や江戸川乱歩作品を読み漁るほどの、歴戦の雄だとわかる。

    サイト内コンテンツで言えば、作品の感想だけでなく、新刊の刊行情報や作者の作品リストから感想までストレスレスにたどり着けるページ構成もとても読みやすい。作品リストは未訳・翻訳が一目でわかるデザインになっており、データ参照と感想の閲覧が同じタイミングでできるのも素晴らしい。(ここはホームページならではの自由度というか、ブログでは中々表現できず歯痒いところ)

 

 

おわりに

    今後もリンク集はどんどん増やしていきたい。我こそは!と言う方がいらっしゃればご一報ください。(こちらから突然のお便りを送りつけるかもしれませんが…)