グループA
エジプト(45位)×ウルグアイ(14位)
6月15日(金)21:00 フジ
本大会注目のマッチなのは間違いないでしょう。Aグループ突破最有力チーム同士が激突です。
エジプト
7大会ぶり(なんと28年ぶり!)に大会出場を勝ち取ったエジプトですが、なんといってもその立役者であるモハメド・サラー(リバプール)に注目しないでいられません。
2017年のアフリカ最優秀選手という肩書に留まらず、PFA・FWA(どちらもイングランド国内リーグ選手対象)年間最優秀選手、プレミアリーグの最多得点記録更新、とまさに無双の活躍を見せました。
が、5月末のCL(チャンピオンズ・リーグ)決勝で負傷…もちろん代表に名を連ねているものの、現在リハビリ中とのこと。
ただ、彼の復帰がエジプトの勝利には必要不可欠…ってわけじゃないと思います。やっぱワールドカップで試されるのは個人の力だけじゃないですから。チーム力ですから。コンビネーション命だと思っています。たとえクリロナがいてもポルトガルが絶対優勝できるわけじゃなし。
アフリカ予選のデータを見る限り、格下はボコボコにできるんですけど、競ってる相手には結構ギリギリな戦いを強いられています。ましてやウルグアイは一応格上ですからねえ。
あんまエジプト代表の試合を見たことないんでテキトーですが、守備の部分をどれだけ徹底できるかじゃないでしょうか。
ウルグアイ
3大会連続13回目ということで、なんか常連感が出てきてます。サッカー界問題児の一人スアレスと天才カバーニ、この2トップが爆発すれば攻撃面で言えばなんの心配はありません。
でも心配は、やっぱり爆発「すれば」の部分。
この二人が仲良くプレーしているイメージが無いんですよね。南米予選をガッツリ見てないのでコンビネーション面の方は根拠のない不安かもしれませんが、予選のアルゼンチン戦でスアレスが何もしていないのに勝手に一人で足をひきずって自爆してたのは絶対的に不安です。
後半も後半だったんで仕方なしの部分もあるんですが、0-0で拮抗した試合展開だったら得点力のあるスアレスは交代できないはず。
彼の疲労蓄積が一番の心配です。
基本的にカバーニとの2トップだとは思いますが、ある程度温存したり、交代枠を有効に使うなど、ガンガンなスタイルだけでは優勝は難しいかもしれません。
注目選手
エジプト
モハメド・エルネニー(25)MF
イングランドの名門アーセナルでプレーするアルネニーですが、あんまし器用に多彩なプレーしているイメージが無い。
ただ運動量はピカ一なので、相手チームを攪乱し、自分たちがプレーしやすいよう活性剤的な役割が期待されます。
もしかしたらサラーが間に合わない可能性もあるわけで、エルネニーの運動量とチャンスメイクが勝利のキーかも。
ウルグアイ
ロドリゴ・ベンタンクール(21)MF
「若き司令塔」ってフレーズが好きなんですよねえ…
ユヴェントスに移籍した去年のプレーをちらっと見た限り、184cmという長身で一見ヒョロっとしてるんですが驚くほど当たり負けしない。手の巧く使って相手をいなす姿が印象に残っています。
もちろん今すぐウルグアイを牽引する司令塔になることはできないと思いますが、W杯という大舞台で覚醒しそうな若き逸材です。
試合予想
エジプト1-2ウルグアイ
やっぱウルグアイの猛攻を耐えきれないんじゃないかと予想しました。サラーが出れるかどうかはあまり関係ない気はしています。
この調子で各試合の予想してたら、到底全試合予想間に合いませんね…あと30試合は書かなきゃ…
2戦目以降はあっさり目の予想になりそうです。
では!