なかなか小説の感想書きが捗らないのと、そもそも読むのが遅くて感想が書けていないので、今年度映画館で見た映画の総まとめみたいなのを少しずつしようと思います。
前にも言いましたっけ?
私は映画館で鑑賞するのは、アクションやSFなどの激しい影像がメインのジャンルの映画だけです。
人間ドラマだとか本格サスペンスとかも好きなんですけど、映画館の大スクリーンで見るには勿体無い気がしてしまいます。我が家の32インチ世界の亀山でいいかなーなんて。
ということで、かなり見ているジャンルに偏りがありますがあしからず。
スターウォーズと言えば、“遠い昔、遥か彼方の銀河系”を舞台に繰り広げられる宇宙活劇であり、世界一有名なSF作品と言っても過言は無いでしょう。
わざわざ行を割いて、スターウォーズシリーズの説明をする必要はないように思えるので、スターウォーズとの出会いについて少しだけ。
スターウォーズとの出会い
私が初めてスターウォーズ作品に触れたのはたぶん20年近く前、まだ私が小学生低学年の頃だったと思います。に、にじゅうねん…
今考えると、初めてちゃんと見たSF映画がスターウォーズということもあったのでしょう、ライトセーバーやモンスターチェスなどに胸をときめかせたのを今でもはっきり覚えています。
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カクカクじゃないもっさり感が絶妙
それこそエピソード4~6はVHSにダビングして文字通りテープが擦り切れるくらい何回も見ました。登場人物たち各人のキャラクターがはっきりしていて覚えやすい点や勧善懲悪なストーリーなどが子どもなりに何度も見続けられた理由かもしれません。
またあくまで子ども目線でですが、SFX技術も素晴らしいと思った記憶があります。当時はもちろんCGとストップモーションの違いなど知りませんが、滑らかで自然な異星人たちの動きには驚いたし、その存在の有無を疑うこともありませんでした。
大人はもちろんですが、子どもも楽しめるのが旧三部作のような気がします。
新三部作を見て
それが、1999年に公開されたエピソード1ファントム・メナスからはぐっと対象年齢がアップ。もちろん時代の移り変わりに伴い映像技術も格段に上がりました。そして物語の中では新たな出会いと別れが語られます。特に別れに関しては新三部作1作目ながらずっしり重めで、ポッド・レースなどのお楽しみ要素がてんこ盛りなのにどこか悲しい物語という印象を受けました。続くエピソード2・3については、言わずもがな主人公の成長と葛藤というメインテーマを軸に、素晴らしい映像と迫力のライトセーバーアクションが盛りだくさんで、今まで以上に楽しめるのですが、やはり以前の作品より大人向けと言わざるをえません。というのも主人公の成長を描くのにもかかわらず、物語は全て大人目線(むしろ大人の都合)で進行するからです。別に大人向けだから良くない、もっと子ども向けにしろという訳ではありません。
見ていて楽しいのがエピソード4~6
単純に、見ずにはスターウォーズを語れないのがエピソード1~3という印象なんです。
いざフォースの覚醒へ!
そしてついに登場した新三部作の一作目フォースの覚醒です。公開まで小出しにされる情報に焦らされたファンが多かったでしょう。
女性主人公のレイ、ストームトルーパーの中の人フィン、十字のライトセーバーを操るカイロ・レンなどの新キャラクターを見ると、今までのシリーズとは違う新機軸でストーリーが展開することが予想されました。さらにタイトル“フォースの覚醒”というワードと結びつけて考えてみると、予想は確信に変わります。
昨年12月の公開から2か月遅れで鑑賞したのですが、結論から言えば、大満足の出来でした。反乱軍と銀河帝国という構図はあまり変容していないため、敵味方の区別は容易でシリーズ初心者も鑑賞しやすくはなっています。ただし、旧シリーズを見ていれば登場人物の相関についてもっと楽しめるので、やはり全シリーズ鑑賞をおススメしたいところです。
とはいえさすがに6作一気見は辛い…きつい…という方は、最下部で超簡単にあらすじを書いておくので是非参考にしてください。マジで超簡単にだけど…
奇しくも、同じ時代に出会った新たな世代の3人の若者たちと、彼らを見守り、支える大人たち。旧シリーズから連なる壮大なテーマを受け継ぎつつも、新たな時代の幕開けを予感させる胸をわくわくさせる作品になっています。世のOLたちがヒィヒィ言うだろうBB-8なる可愛いドロイドも登場し、華奢ながら芯の強さを感じる女性主人公レイとのコンビも相性抜群。彼女の成長が本作の核になっている点からも、男性だけでなく女性にこそおススメしたいSF映画です。
引用:http://starwars.wikia.com/wiki/BB-8
新ドロイドBB-8は激しいアクションにも対応可能な転がるボディが特徴
では超あらすじ…の前に
SW用語解説
フォース:万物を司る力
相手の動きを予知したり、近い未来を読み取ることができる
判断力や反射神経などの認識能力も強化される
念力を使える
身体能力を強化できる
心を読んだり、操ったりできる
とまぁなんでもありの能力
フォースの強さは生得的な部分が大きいと考えられているが、鍛錬によってある程度成長できる。
ジェダイの騎士:銀河系の自由と平和のために、フォースと光の刃でできた剣「ライトセーバー」を用い戦う銀河共和国の守護者。
ちなみに、ライトセーバーは実はジェダイ各人の手作りです。部品一つひとつを自分で集め、設計図さえもフォースの導きによって手に入れる必要があります。まさに一人前のジェダイにしか扱えない代物です。
シスの暗黒卿の1人ダース・モールモデルのライトセーバーはビームナギナタ式。価格はなんと2万!高いのか安いのか…
シスの暗黒卿:ジェダイの騎士と相対する存在。怒りや憎しみなどの負の感情から生み出される強力なフォースの“暗黒面(ダークサイド)”を用いるため、平和のためではなく自らの欲望や野心を満たすために力を用いることが多い。
これくらいわかっていればたぶん問題ないと思います。
超あらすじ(ネタバレあり)
フォースの申し子アナキンの登場【EP1】→アナキンの成長と恋、そして最愛の母との別れ【EP2】→アナキン、愛する人の死への恐怖から暗黒面へ堕ちダース・ベイダーへと変貌【EP3】→20年近く時は過ぎ、銀河帝国による圧制から銀河を救うために同盟軍リーダーレイア姫と青年ルークが立ち上がる【EP4】→ルークはフォースとライトセーバーの技術を学ぶためかつてのジェダイマスターであるヨーダに師事、そして明かされる真実【EP5】→ついにルークは実の父親であるダース・ベイダーと対決。死闘の末ライトサイドへと舞い戻ったアナキンの助力を得、帝国皇帝ダース・シディアスを撃破する。こうして銀河に平和が戻ったのだった。【EP6】
かなり省略しまくったが、たぶんこんな流れだと思います。
こうやって見てみると、やはり物語の核はアナキンだったと確信させられますね。EP7“フォースの覚醒”の中でも、いまだに彼の存在感は抜群で、どう物語を終結させるのかも気になるところ。
かなり、とりとめもない記事にはなってしまいましたが、多分映画のレビューは毎回こんなざっくりした感じです。ご了承ください。
話は新作にうつって、来週末公開のローグ・ワンは、EP4の少し前が舞台。外伝的なやつで金を集めるやり方はあまり好きじゃないんですが、たぶん見るんでしょう。
むしろ見たいし
見なきゃいけない気にさせます。
やはり不朽の名作シリーズです。
では!