推理小説にかかせないトランプゲームの一つといえばブリッジ。
運に頼るのではなく、推理し分析し戦略的にプレイできるトランプゲームブリッジ。
でもどんなゲームかはよく知らない。
そんなあなたにお届けします。
ブリッジ超簡略解説雑記
※ただし正式?な手順等は省略するため、やんや言わないこと。
偉そうな口叩いてますが、私もよくわからない部分が多いんですよね…
しかも実際にやったことないし…
というのも、プレイするためには最低でも4人プレイヤーがいるんです!
なかなか「ブリッジしようぜ!」なんて気軽に言える友達もおらず、とりあえずは軽く調べたブリッジのルールについて覚書程度に書いておこうと思ったのでした。
では早速。
4人プレイと言いましたが、この4人は東西南北の四角形に配置され、向かい合ったプレイヤー同士は味方となります。つまりブリッジとは東西チームVS南北チームというチームバトルなのです。
続いて、用意するトランプはジョーカーを除いた52枚。これを4つに均等に分けてゆくと一人あたり13枚の持ち札が出来上がります。
※ここで持ち札をマーク順、そして数字の強弱順に並び替えるとプレイしやすいでしょう。
マークの強弱はありませんが、数字はAが一番強く、続いてK・Q、J、…そして最弱が2となるのでそのように並べるとわかりやすいかもしれません。
では実際にプレイしてみましょう。
①まず誰でも良いので持ち札の中から一枚選んで場に出してみる。
これをリードと言います。
②その左隣の人が持ち札の中からリードと同じマークのカードを出す。
③④そしてまた左隣へ、と言う具合に4人が1枚ずつ場にカードを出す。
⑤結果、当然ながら4枚の同じマークのカードが場に出ます。
この4枚1組のカードをトリックと言い、場に出たカードの中で一番強い数字を出したプレイヤーがそのトリックを手に入れます。
⑥トリックをとったプレイヤーがまたリードする。
⑦〜
1トリックを取るこの一連の流れを13回繰り替えすと、持ち札は全部なくなるので、ゲーム終了となります。
ちなみにゲーム中盤以降は、場に出ているマークのカードを自身が持っていないケースも増えてきます。その場合に限り、他のマークを出してもオッケーです。ただし、リードと違うマークを出した場合はその数字が最強のAであったとしても必ず負けます(つまりトリックを取ることはできない)。
先ほど述べたとおり、ブリッジは向かい合ったプレイヤー同士タッグを組んだチーム戦です。そして、ゲームの勝ち負けは、全13トリック中どちらのチームが多くを取ったかで決まります。
どうでしょうか?思ったより簡単でしょう?
ただしここまでは“ただの”ブリッジのルールなので最後に少しだけ“コントラクトブリッジ”について簡単に説明させてください。
コントラクトブリッジとは、ゲーム開始前に「全13トリック中○トリック取りますよ」とコントラクト(契約)することで、達成すればボーナス点がもらえるという仕組みのことです。
このコントラクトの制度によって、コントラクトした側には攻めの、コントラクトされた側はそれを阻止する守りの構図ができあがります。
じゃあどうやって1つのコントラクトを決めるのか、また得点の計算方法とボーナス点については、また今度の機会に(良く知らない)するとして、
ブリッジというゲームが
- 何トリック取る!という制約によって白熱するチームバトル
- 単純に強いカードを出せば良いわけではない、戦略的な分析力と精神力を求められる知的遊戯
であるという2点だけわかっていただければ幸いです。
プレイ中はパートナーとの阿吽の呼吸が求められるのはもちろん、思考を読み取らせないポーカーフェイスが必要とされる一方で相手の手札を予想する推理力も必須。
やはり、推理小説ファンなら嗜んでおいて損は無いゲームです。
では!
※実はもひとつ“切り札(トランプ)”を決める、という重要なルールがあるんですよね…
これは説明しようかかなり迷いました。
もちろん複雑性や戦略性もぐっと増す、これぞブリッジの醍醐味!というルールなのですが、それに比例して文字にすると説明がしにくい…めんどくさい