2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『シグニット号の死』F.W.クロフツ【感想】フレンチ警部に旅をさせてやってくれ

THE END OF ANDREW HARRISON 1938年発表 フレンチ警部17 中山善之訳 創元推理文庫発行 前作『フレンチ警部と漂う死体』 次作『フレンチ警部と毒蛇の謎』 フレンチ警部シリーズも第17作になりました。『ヴォスパー号の喪失(遭難)』 『船から消えた男』『フ…

ROCK AND ROLL AND RAMBLE【Ed Sheeran】

前回Elvis Presleyの記事から一気に現代にまでタイムスリップしてしまい、この間の5~60年のロック史がいったいどうなったのか触れないことをご容赦ください。 Ed SheeranとElvis Presley、もちろん全く違う国の異なったアーティストであるのは間違いないの…

『四人の申し分なき重罪人』G.K.チェスタトン【感想】逆説戦隊

FOUR FAULTLESS FELONS 1930年発表 ノンシリーズ 西崎憲訳 ちくま文庫発行 ミステリ作家としてのチェスタトンの人生の中でも晩年に発表された中編集です。 新聞記者ピニオン氏は特ダネの取材のため、ある高名な貴族の取材のためにロンドンを訪れます。そこで…

閉所愛好家の謎【反省】

先日は作品と言うのもおこがましいレベルの作品に目を通していただきありがとうございます。 閉所愛好家の謎【問題編】 閉所愛好家の謎【解決編】 【解決編】はなんと約50名もの方に読んでいただいたようで、本当にうれしいです。 今は、はじめて最初からオ…