2018-01-01から1年間の記事一覧

家族でディズニーランドへ行ってきたので注意点、反省点を記録するよ【飛行機編】

ワールドカップも終わっちゃいましたねえ…あんなに熱心にGLの試合予想をしていた数週間前の熱はどこへやら。 真夏の暑さとは裏腹に、液晶の中のサッカーボールを追う観戦小僧の熱は、すっかり冷めてしまいました。 そもそも、7月11日の準決勝の日から2泊3日…

ホームズ時代最後の超人探偵【感想】アーネスト・ブラマ『マックス・カラドスの事件簿』

発表年:1914~1927年 作者:アーネスト・ブラマ シリーズ:マックス・カラドス 訳者:吉田誠一 初アーネスト・ブラマということで、先ずはあっさり作者紹介。 彼のことを紹介するのに一番適している単語は「秘密主義」です。どんな集まりにも顔を出さず、要…

絶妙な配合比率で生み出された力作【感想】F.W.クロフツ『ホッグズ・バックの怪事件』

発表年:1933年 作者:F.W.クロフツ シリーズ:フレンチ警部10 訳者:大庭忠男 フレンチ警部シリーズもついに10作を突破しました。ポワロシリーズで言えば『雲をつかむ死』(『ABC殺人事件』のひとつ前)なので、ミステリ作家としても中堅になり油の乗った時…

『デッドプール2』【映画ネタバレ感想】起きなかった映画

※1回のみの鑑賞で、憶測や想像を元にした記述も多く、事実と反する可能性がございます。決定的な誤りがございましたら、ご指摘いただければ幸いです。 あと完全ネタバレです。あらすじや解説の無い、鑑賞者向けの記事になっております。 引用:©️Twentieth Ce…

前言撤回します。【感想】レックス・スタウト『ラバー・バンド』

発表年:1936年 作者:レックス・スタウト シリーズ:ネロ・ウルフ3 訳者:斉藤数衛 多くの批評家がネロ・ウルフもののベストと推す『毒蛇』や『腰ぬけ連盟』に、あまりしっくりこなかったこともあって、期待値はかなり低めだったのですが、今までの3作の中…

プロの掌返しによってサッカー日本代表はさらに飛躍する

「代表批判こそ仙豆!!」。“スーパーサイヤ人”長友佑都の味わい深い主張【ロシアW杯】(SOCCER DIGEST Web) - Yahoo!ニュース こんなの発見しましたよって記事です。 元になったのはこのツイートですね。 ポーランド戦の街、半端なく暑い。。試合で20kmくら…

全国民に告ぐ!今こそ日本代表の養分となれ。

さてさて、順調に日本がGL突破への道を進んでおります。しかも、当ブログでは2戦とも結果(スコア)を当ててしまうという誰も得のしない能力を発揮しております。 今思い出したんですが、当ブログって海外ミステリの書評ブログなんですよ。 なのに、通算PV…

2018ロシア・ワールドカップ【順位予想】グループG・H

グループG イングランド 2勝1分 勝ち点7 ベルギー 2勝1分 勝ち点7 得失点差 チュニジア 1勝2敗 勝ち点3 パナマ 3敗 勝ち点0 初戦を見る限り、GL突破の二国は外さないと思います。 チュニジアが期待値を上回りませんでした。 決して弱くは無いのですが、イン…

2018ロシア・ワールドカップ【順位予想】グループE・F

グループE ブラジル 2勝1分 勝ち点7 セルビア 2勝1敗 勝ち点6 スイス 1勝1分1敗 勝ち点4 コスタリカ 3敗 強豪ひしめくグループEですが、どこが抜け出るかは、各国の修正力にかかっています。 勝ち点を分け合ったブラジルとスイスは、今後格下と戦うため、絶…

2018ロシア・ワールドカップ【順位予想】グループC・D

グループC フランス 2勝1敗 勝ち点6 デンマーク 2勝1敗 勝ち点6 得失点差 ペルー 2勝1敗 勝ち点6 オーストラリア 3敗 勝ち点0 オーストラリアには厳しいかもしれませんが、勝ち点を奪うことすら難しいGLになるかもしれません。 フランス戦を見る限り、決して…

2018ロシア・ワールドカップ【順位予想】グループA・B

まずは、日本!初戦勝利おめでとうございます。スコア的中には驚いていますが、一発レッドカードがあるとは…セネガル戦もしぶとく勝ち点をとる戦いを期待しています!! そして、さっそく明日の27:00からグループAの第二戦が始まるので、各グループの順位予…

2018ロシア・ワールドカップ【試合予想】グループH

コロンビア(16位)×日本(61位) 6月19日(火)21:00NHK ついにこの日がやってまいりました。 いくらランキングが低くても、前評判が悪くても、さすがに先日のパナマ×ベルギーみたいな試合にはならないはず…はずですよね。 日本にとっては、マイナス要素も…

2018ロシア・ワールドカップ【試合予想】グループG

ベルギー(3位)×パナマ(55位) 6月18日(月)21:00フジ 欧州予選9勝0敗、43得点6失点という驚異の成績を残してワールドカップ出場を決めたベルギーですが、ゆうほどの強さはないような… 得点力は文句のつけようがありませんが、問題は守備です。格下のボ…

2018ロシア・ワールドカップ【試合予想】グループF

ドイツ(1位)×メキシコ(15位) 6月17日(日)24:00NHK 個人的にあんまドイツが好きじゃないんですよねえ。強すぎるからかな。代表メンバーも有名どころが多いんですが、やっぱ好きな選手が少ない。 親善試合を見る限り、やっぱりエジルやクロースのパスは…

2018ロシア・ワールドカップ【試合予想】グループE

コスタリカ(23位)×セルビア(34位) 6月17日(日)21:00フジ 北中米の雄とヨーロッパの隠し玉の対決です。 コスタリカは前回W杯ベスト8の強豪ですが、今回は順調に調整できているかと言えばそうではないようで。親善試合でベルギー、イングランド、ハン…

2018ロシア・ワールドカップ【試合予想】グループD

アルゼンチン(5位)×アイスランド(22位) 注目選手 アルゼンチン アイスランド 試合結果 クロアチア(20位)×ナイジェリア(48位) クロアチア ナイジェリア 注目選手 クロアチア ナイジェリア 試合予想 アルゼンチン(5位)×アイスランド(22位) 6月16日…

2018ロシア・ワールドカップ【試合予想】グループC

フランス(7位)×オーストラリア(36位) オーストラリア フランス 注目選手 オーストラリア フランス 試合予想 ペルー(11位)×デンマーク(12位) 注目選手 ペルー デンマーク 試合予想 あのぉ、さすがワールドカップと言うべきか、アクセス数が普段の5〜6…

2018ロシア・ワールドカップ【試合予想】ポルトガル×スペイン

ポルトガル(4位)×スペイン(10位) 27:00 NHK ポルトガル ん?見間違いかな?ポルトガル10位でスペイン4位じゃなくて? いろいろ調べてみたんですが、なんで今のポルトガルが強いのかって質問に自分が納得できるような答えが見つからず…もちろんEURO2016…

2018ロシア・ワールドカップ【試合予想】モロッコ×イラン

グループB モロッコ(41位)×イラン(37位) 6月15日(金)24:00 NHK 今大会ではこのBグループが死のリーグと言われています。なんと言っても、スペイン・ポルトガルと同グループですからねえ。 まずは、アフリカ最終予選を無失点で切り抜けた鉄壁の守備を…

2018ロシア・ワールドカップ【試合予想】エジプト×ウルグアイ

グループA エジプト(45位)×ウルグアイ(14位) 6月15日(金)21:00 フジ 本大会注目のマッチなのは間違いないでしょう。Aグループ突破最有力チーム同士が激突です。 エジプト 7大会ぶり(なんと28年ぶり!)に大会出場を勝ち取ったエジプトですが、なんと…

2018ロシア・ワールドカップ【試合予想】ロシア×サウジアラビア

いよいよ6月14日にロシア・ワールドカップが開幕します。20代の前半、理由もなく狂ったようにフットサルしていた時期がありましたが、それまでは全くサッカー経験もゼロ。今でも、戦術やサッカーの基本的な技術についての知識もほとんどありません。 ただ…

ルパンの多面性を堪能【感想】モーリス・ルブラン『ルパンの告白』

発表年:1911年~1913年 作者:モーリス・ルブラン シリーズ:アルセーヌ・ルパン 訳者:堀口大學 年2ルパンの2作目。この感じだと年4は読めそうです。 さすが幾つも邦訳化されているだけって、タイトルも訳者によって様々なバリエーションがあります。当…

全員、嫌い【感想】フランシス・アイルズ『殺意』

発表年:1931年 作者:フランシス・アイルズ(アントニイ・バークリー) シリーズ:ノンシリーズ 訳者:大久保康雄 さてさて、三大倒叙ミステリの一角を落としてから、はや一年余り、ついに第二の倒叙の王に挑むことと相成りました。 その名も『殺意』ですよ…

漢(おとこ)臭いミステリ【感想】F.W.クロフツ『死の鉄路』

発表年:1932年 作者:F.W.クロフツ シリーズ:フレンチ警部9 訳者:中山善之 本書はとにかく漢臭い。ただ、夏場の満員電車のような不快な汗臭さのことでありません。 舞台は「十月もすえ」のイギリス北部。鉄道の見習技師クリフォード・パリーなる三十二歳…

変な武器で変な攻撃してくる刺客【感想】C.デイリー・キング『タラント氏の事件簿[完全版]』

発表年:1935~1979年 作者:C.デイリー・キング シリーズ:トレヴィス・タラント 訳者:中村有希 またまたのっけから意味不明なタイトルで読者を混乱させたことを深くお詫びいたします。 しかしですね。全編読んでみて、どんな作品だったか、短く説明すると…

死んでも観たい映画100選【魂コレ】No.2

死んだ後でも観れるもんなら何度でも観たい、とにかく自分が大好きな映画を100作リストアップすることを目的に始まった企画ですが、やっとNo.2です。 このままのペースなら、50年後に完結する予定なので、下手したら冗談じゃなく死んでるかも… ちなみにこの…

新風吹く【感想】エラリー・クイーン『シャム双生児の謎』

発表年:1933年 作者:エラリー・クイーン シリーズ:エラリー・クイーン7 訳者:井上勇 前作『アメリカ銃の謎』が「水清ければ魚棲まず」状態で、どうも好きになれず… しばらく(次の新訳が出るまで)お休みしようかとおもったのですが、運よく?ポンポンと…

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』【感想】生産性のない感想ですがどうぞ

引用:2018 Marvel たっくさん、ひーろーがでてきて つおいてきとたたかって おもしろかったです。 コレですね。 コレしかないし、コレ以上もない。 「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」本予告 見終わった今の率直な気持ちとしては、 最後まで見届け…

好き、がいっぱい詰まった短編集【感想】オースチン・フリーマン『ソーンダイク博士の事件簿Ⅱ』

発表年:1913~1927年 作者:オースチン・フリーマン シリーズ:ソーンダイク博士 訳者:大久保康雄 各話感想 『パーシヴァル・ブランドの替え玉』(1913)倒叙 犯罪者たちの中でも珍しい“常識家”タイプのパーシヴァル・ブランド氏による犯罪が第一部、その…

クロフツにしては珍しい人間ドラマ【感想】F.W.クロフツ『二つの密室』

発表年:1932年 作者:F.W.クロフツ シリーズ:フレンチ警部8 訳者:宇野利泰 本作は、父と母を若くして亡くした苦労人アンがフレイル荘に勤め事件に遭遇するまでのⅠ部、フレンチ警部が捜査を開始し、事件が新たな展開を見せるⅡ~Ⅳ部に分かれており、クロフ…