2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

全国の、大人になりきれない悪ガキどもに捧げるSUM41

今回は少し趣向を変えて、おすすめの音楽を紹介してみようと思います。

珍味ミステリ現る【感想】ジョン・ディクスン・カー『髑髏城』

発表年:1931年 作者:ジョン・ディクスン・カー シリーズ:アンリ・バンコラン3 先に粗あらすじ 《謎探偵の推理過程》 本当に勝手ですが、自分の中で本作は、病みつき系珍味ミステリに分類されました。 というのも、初めの数章は、髑髏を模した城【髑髏城】…

さらばヘイスティングズまた会う日まで【感想】アガサ・クリスティ『もの言えぬ証人』

粗あらすじ 《謎探偵の推理過程》 発表年:1937年 作者:アガサ・クリスティ シリーズ:エルキュール・ポワロ14 ヘイスティングズ大尉は、エルキュール・ポワロを語るうえで、絶対に欠かせない登場人物です。もちろん、ポワロシリーズにおける、ワトスン役と…

古今無類の貴族探偵、華々しく退場【感想】『忙しい蜜月旅行』ドロシー・L・セイヤーズ

発表年:1937年 作者:ドロシー・L・セイヤーズ シリーズ:ピーター・ウィムジィ卿11 ついに完結してしまった。悲しい。 本格的にミステリを読み始めて1年半、貴族探偵ピーター・ウィムジィ卿シリーズ第1作『誰の死体?』を読んでから約1年、ついにシリー…

セイヤーズとクリスティのイイとこ取り【感想】E.C.R.ロラック『鐘楼の蝙蝠』

発表年:1937年 作者:E.C.R.ロラック シリーズ:ロバート・マクドナルド12 いやぁ好きです、こういうミステリ。 本作が初ロラックだったのですが、大満足でした。 まずは 粗あらすじ デビューから数作以来、鳴かず飛ばずの作家ブルースは、謎の人物ドブレッ…

ゲイリー・オールドマン出演おすすめ映画2選【ネタバレあり】

ゲイリー・オールドマンといえば、ハリウッド屈指の演技派俳優です。また、同業者の中でも、好きな俳優にゲイリー・オールドマンの名を挙げる俳優は少なくありません。 引用:https://goo.gl/kbwZZa

死の猟犬よ、おまえは何が言いたいのだ【感想】アガサ・クリスティ『死の猟犬』

死の猟犬よ、おまえは何が言いたいのだ 各話感想 私はこれが言いたかった 発表年:1933年 作者:アガサ・クリスティ シリーズ:ノンシリーズ 本作は怪奇幻想がテーマの推理短編小説である。 こう聞くとさらりと頭に入ってきます。 そうか、そういえばクリス…

推理小説の始祖ポー説に控え目に切り込んでみる

最近推理小説の歴史に関する記事をいくつか目にし、改めて推理小説誕生に関連する歴史そのものに興味が出てきました。