2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ブラウン神父の不信【感想】G.K.チェスタトン

発表年:1926年 作者:G.K.チェスタトン シリーズ:ブラウン神父3 アメリカが舞台の作品が多いことが特徴の一つで、今までの短編集よりも一話あたりのページ数が少し多い気がします。 トリックについてのみ取り上げれば、さすがチェスタトンと唸らされるも…

2016年上半期読了ミステリベストテン

2016年ももう半分が過ぎようとしています。アガサ・クリスティとの出会いからははや1年が経ちました。 推理小説にのめり込んで、毎週古本屋を巡り、ネットを漁る日々もようやく落ち着き、今は時間を見つけては読書の日々です。 この上半期に読了した本の冊…

不自然な死【感想】ドロシー・L・セイヤーズ

発表年:1927年 作者:ドロシー・L・セイヤーズ シリーズ:ピーター・ウィムジィ卿3 粗あらすじ きっかけは小さな料理屋での他愛もない会話だった。隣席の男から聞いた「不自然な死」について、気紛れ(ウィムジィ)と直感で探偵を始めるピーター卿は、次第…

失われた世界【感想】アーサー・コナン・ドイル

発表年:1912年 作者:アーサー・コナン・ドイル シリーズ:チャレンジャー教授1 本作は1912年にあのアーサー・コナン・ドイルによって書かれた初の「SF小説」です。 本シリーズは、古生物学者チャレンジャー教授を主人公に据えて、全5作が発表されている…

闇からの声【感想】イーデン・フィルポッツ

発表年:1925年 作者:イーデン・フィルポッツ シリーズ:ノンシリーズ まずはあらすじ 引退した名刑事リングローズの耳に連夜聞こえる、幼い子どもの悲鳴と哀願。調査の結果、1年前に亡くなった男の子の幽霊と思われるその声は、リングローズの刑事魂に再…

ただの雑記

ずっと読書感想文ばっかり書いていると、たまーにそれ以外のことを書いてみたくなりませんか?なりませんか。