『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』【感想?】2016年鑑賞映画

痺れた。

 

 

 

 

初めに断わっておきますが、本作をあーだこーだ批評したいわけではありません。ここがあーだったらなぁ…とか、なんでここがあーじゃないんだろう?とかも一切考えていません。なぜなら…

圧倒的に面白かったから!!!!

すいません興奮して。

とはいえ事実は、事実。

 

この記事を読んでいただいているということはたぶん、読者のほとんどが既にマーベル系(雑だな)の映画を一度でも見たことがあるということでしょうか。

ただ今回は、できれば初めて見るという人にも是非読んでいただきたい。そして少しでも興味を持ってもらい、今からでも遅くないので是非レンタルしてでも一連の作品に触れてもらえれば幸いです。

 

マーベルってなによ?

マーベルというのは、アメリカの漫画出版社のことです。日本で言うと集英社や講談社と同じでしょうか。マーベル社が提供するのは、特殊能力をもつスーパーヒーローたちを中心に据えたコミック。スーパーヒーローたちはそれぞれ強力で個性的な能力を持っています。そんなスーパーヒーローたちがヴィランと呼ばれるこちらも特殊能力を持ち、私利私欲のためにの能力を用いる悪役から人類をそして世界を守る、というのが大まかなストーリーです。

マーベル・シネマティック・ユニバース始動

そして彼らを生み出したマーベルが本気を出したのが2008年です。『アイアンマン』を皮切りに、単独で実写映画に出演させる予定のスーパーヒーローたちを、同じ世界観・時期に登場させ、並行してストーリーを展開させるという夢のような企画『マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)』をスタートさせました。

 

例えるなら、桜木花道『スラムダンク』と黒子テツヤ『黒子のバスケ』と越前リョーマ『テニスの王子様』と黒崎一護『BLEACH』の通う学校の先生が鵺野鳴介『地獄先生ぬ~べ~』と殺せんせー『暗殺教室』…みたいなことです。

さらに急にフリーザ様『ドラゴンボール』と戸愚呂(兄)『幽☆遊☆白書』が登場して、越前&黒崎ペアでテニスのダブルスをする…みたいなやつです。

結論から言うと、もう訳がわからないし、何でもありの作品群ということですね。

 

MCU作品群の見方

そんななんでもありの映画だからこそ、見ててもなんで?とかどうして?とか論理的に考えるのは二の次にした方が良いかもしれません。

ご存知の通りアメリカは超映画大国です。もちろん、どんなふざけた映画に見えたとしても、作品が孕んでいるテーマは重かったり、世界情勢に影響を受けた深~い作品だってたくさんあります。

MCUの作品群にも、それはそれは考えさせれられる重厚な作品も多いのも事実で、登場人物のバックボーンや設定を知るには、やはり原作についての知識が必要かもしれません。

本作『シビル・ウォー』なんかはまさにエンターテインメント性とテーマ性のバランスが取れた良作。

 

ただもし、予備知識を勉強するのが億劫だったり、誤った先入観でマーベル作品を避けてしまっている方がいたら、そこは、もっと単純に考えても良いと思います。

それは

「どのヒーロー(またはヴィラン)が好きか?」という観点です。

あなたの好みは、イケメンで完全無欠の筋肉ヒーロー?それともお調子者で女好き、だけどハートはガラス製の天才科学者?

 

できれば好きなヒーローにハマるまで、MCU作品にチャレンジしてほしいですね。

 

オススメ鑑賞順

一応、おススメの鑑賞順とヒーローの個性について簡単に記述しておくので、参考になるかはわかりませんが、ご一読ください。

橙文字は主要なヒーロー名です。

  1. 『アイアンマン』(2008)お調子者で女好き、だけどハートはガラス製、億万長者の天才科学者トニー・スターク。お髭がチャーミングだが、強化スーツ「アイアンマン」を装着すると隠れる。
  2. 『インクレディブル・ハルク』(2008)怒りや憎しみなどの感情で緑の男「ハルク」に変身する男ブルース・バナー。つおい
  3. 『アイアンマン2』(2010)もうひとりのアイアンマン、「ウォーマシン」とセクシーすぎる女スパイの「ブラック・ウィドウ」参戦。
  4. 『マイティ・ソー』(2011)神。イケメン金髪神「ソー」とイケメン黒髪神との戦い。絶対日本人が好きな弓矢使い「ホーク・アイ」チョイ役で初登場。
  5. 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2012)改造人間だが真の愛国者。「キャプテン・アメリカ」はたぶん日本流で言うと【隊長・日本】になる。よくこんな激ダサな名前で流行るな。さらにコスチュームもダサい。
  6. 『アベンジャーズ』(2012)1~5までのヒーロー推参!!ヒーローたちをまとめる司令官「ニック・フューリー」を演じるのはサミュエル・L・ジャクソン
  7. 『アイアンマン3』(2013)アイアンマンシリーズ完結。アイアンマン好きにはたまらないアイアンマンパレードが見れる。
  8. 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』イケメン金髪神無双。浅野忠信も引き続き出るよ。省略可
  9. 『キャプテン・アメリカ/ザ・ウィンター・ソルジャー』(2014)金属製義手の「ウィンターソルジャー」初登場。バチバチの肉弾戦が圧巻。
  10. 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)面白いのだが、あまり日本人受けしていないような…異星人ヒーローが多いからか?省略可
  11. 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)新たに人工生命体「ヴィジョン」がアベンジャーズに加入。演じるポール・ベタニーがステキ。また映画と原作で能力が大きく違う「スカーレット・ウィッチ」も登場。魔女っぽい。
  12. 『アントマン』(2015)直訳すると蟻男。とにかく小さくなれる。イケメン要素も無く、「アントマン」の名に恥じぬ蟻の登場の多さ。虫嫌いには苦痛か。コメディとしてもアクションとしてもなかなか面白い。
  13. 『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』(2016)これは、もう正直アベンジャーズ3と言ってもいいほど豪華な作品。だからこそ、今までのシリーズを見てから臨んでほしい。単体で見てもこいつ誰だよ?が多すぎるのでお勧めできない。ちなみにミステリ要素がなかなか良い出来で、どんでん返しがお好きな人にもお勧め。

 

初めての人には、前作見るのはかなり苦行かもしれませんね…

省略できるとすれば、8と10でしょうか。

いまのところ、最新作へと繋がる新キャラクターは登場しません。

いまのところとしたのは、実は今後もバンバンMCUシリーズの製作が決定しているからで、最新作の内容によっては、必須になってくる映画になるかもしれないからです。

やっぱり多いわ、もっと絞ってよ

とりあえず初挑戦の方は、アイアンマン3作から見るのがオススメです。

アイアンマンスーツのカッコよさに始まり、ギャグの面白さ、アクションの激しさ、挿入歌のセンスの良さ、どれを取っても娯楽作品として一級品です。

そういえば、こないだ行った美容院の美容師さんがアイアンマン1で「映画を見てて初めて寝た」と言ってました。コイツとは一生話合わねぇなと思いました。どこで寝るんだよ。

とまぁ人によって価値観は様々ですからね。ただアイアンマンが肌に合わなかったからといって、決してマーベル作品からは遠ざからないでください!

あなたにぴったりのスーパーヒーローがいるはずです。

 

なんか忘れてるなぁ…と思ったら今回は『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』の感想を書く予定だったんですよね。

ミスった…もう書くエネルギーがない。

 

 

で、では(ごめんなさい)